2025.03.12

米メディアがNBA選手の“なんでもアワード”を公開…とある賞には八村塁の名前も

米メディアが公開した”なんでもアワード”の中には八村の名も [写真] = Getty Images
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 現地メディア『ClutchPoints』は、11日(現地時間10日、日付は以下同)に公式SNSアカウント上で『2025 Clutchies』を発表した。これは、3日に受賞式が行われたアカデミー賞になぞらえたものであり、特段栄誉や歴史を伴うものではない“なんでもアワード”といった企画だが、内容の独自性から注目を集めている。

 この企画では、これから終盤に差し掛かる2024-25シーズンにおいて活躍した選手や話題を集めた現役NBA選手を、アワード別に取り上げている。例えば『Most Aura』賞では、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)やステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、カイリー・アービング(ダラス・マーベリックス)など、ベテランながらもエネルギーあふれるプレーで観客を沸かせた選手の名が挙げられている。

 また、いわゆる“荒らし”を指す『Best Troll』賞では、テクニカルファウルや罰金で度々話題を呼んでいるアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)や、シーズン開始直後からトレードデッドラインまで移籍騒動の渦中にあったジミー・バトラー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)といった面々が受賞している。

 このアワードはあくまでも非公式であり、おしゃれな選手を称える『Best Dressed』賞やポッドキャスト番組が人気の選手に与える『Best Podcaster』賞といったおふざけの要素が高いアワードも企画されている。なお、『Best Podcaster』賞にはドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)やジェイレン・ブランソン(ニューヨーク・ニックス)、ジョシュ・ハート(ニックス)に加え、先日ポッドキャスト番組の休止を発表したポール・ジョージ(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)もノミネートされている。

 企画の中には優れたニックネームに与えられる『Best Nickname』賞もあり、八村塁(レイカーズ)が“ブラック・サムライ”で受賞。他には、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)の“The Greek Freek(ギリシャの怪物)”やケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)の“Slim Reaper(細い死神)”などが挙がっている。

 閑話休題の要素が高い企画だが、試合の傍らでこのような独自のアワードを考えてみるのも一興かも知れない。

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