2025.04.23

POを逃したホークスが早くもテコ入れ…在籍5年目のランドリー・フィールズGMを解雇

昨年のドラフトでは1位指名権を引き当てたフィールズGM[写真]=Getty Images
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 4月19日(現地時間18日)、「NBAプレーイン・トーナメント2025」でマイアミ・ヒートに敗れ、惜しくもシーズンエンドとなったアトランタ・ホークス。来シーズンのチームづくりに向けて、早くもフロントにメスを入れたようだ。

『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者によると、22日にホークスはランドリー・フィールズGM(ゼネラルマネージャー)を解雇。球団の代表オーナーを務めるトニー・レスラー氏は「極めて重要なオフシーズンを迎えるにあたり、いくつかの複雑な決断を迫られている」とコメントしている。

 スタンフォード大学出身のフィールズ氏は、2010年にニューヨーク・ニックスでリーグデビューを飾り、2015年まで選手としてプレー。その後、2016年からはサンアントニオ・スパーズにフロントとして入団し、選手のスカウトを担当。ホークスには2020年にアシスタントGMとして加入し、5シーズンにわたってチーム構成の役割を担ってきた。

 今シーズン、ホークスは40勝42敗の戦績を残し、イースタン・カンファレンス8位でフィニッシュ。司令塔のトレイ・ヤングを軸に、今シーズンのスティール王に輝いたダイソン・ダニエルズや、新たな大黒柱として成長を続けているオニエカ・オコングらを中心としてシーズンを戦い抜いた。

 昨年のドラフトでは全体1位指名でフォワードのザカリー・リザシェイを迎え、戦力を着々と整えているホークス。とはいえ、直近の数シーズンでレギュラーシーズンの勝率は約5割と伸び悩んでおり、プレーオフでも優勝の筆頭候補にはなり切れていない。

 フィールズGMの後任として、ホークスでバスケットボール戦略部門のバイスプレジデントを務めてきたオンシ・サレーが新GMに昇格することに。サレーはスパーズのフロントスタッフとして5年間勤務し、その後はゴールデンステイト・ウォリアーズのバスケットボール戦略部門でバイスプレジデントとして活躍していた。

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