2025.08.06
NBAの全30チームのうち、現役で球団最多得点記録を保持するのは11選手。なかでもNBA入りから在籍16年目を終えたステフィン・カリーは、ゴールデンステイト・ウォリアーズで通算2万5386得点を積み上げている。
通算得点でフランチャイズ史上1位になることは長い道のりなのだが、1つの球団で得点、リバウンド、アシスト、スティール、ブロックの主要5部門でトップに立つ選手がいる。
『Crazy Stats』によると、その選手はNBA史上ミネソタ・ティンバーウルブズのケビン・ガーネットのみ。ウルブズで約14シーズンをプレーしたビッグマンは、レギュラーシーズン通算1万9201得点、1万718リバウンド、4216アシスト、1315スティール、1590ブロックを残してきた。
1人の選手がその5部門で球団最多記録を更新するためには、長く在籍しつつ、主力として多方面に渡って活躍しなければ、到底たどり着くことはできない偉業と言えるだろう。
そうした中、2025-26シーズンにガーネットに次ぐ“NBA史上2人目の快記録”に達する可能性を持つ選手がいる。それがミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボだ。
バックス在籍12シーズン目を終えた30歳のフォワードは、昨シーズンを終えた時点ですでにレギュラーシーズン通算2万538得点、8530リバウンド、4288アシスト、1064ブロックで球団トップに君臨。961スティールを残すアデトクンボが、今シーズンに82スティールを残せば、クイン・バックナー(1042スティール)を超え、主要5部門で球団トップへ立つことになる。
昨シーズンのアデトクンボは平均0.9スティール、2023-24シーズンには同1.2スティールを残していた。今シーズン、この男が82試合のうち70試合に出場し、平均1.2本のスティールを残すことができれば84本に達するため、バックスのフランチャイズプレーヤーがガーネットの快記録に並ぶことができるか注目したい。
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