2025.08.04

エンビードの左ヒザにトラブルは続く?…現地記者が懸念を指摘「リーグで悪い噂が広まっている」

左ヒザのケガに悩まされているエンビード[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 左ヒザのケガで欠場が続き、昨シーズンは19試合のみの出場となったジョエル・エンビードフィラデルフィア・セブンティシクサーズ)。キャリアを通してケガに悩まされており、9年間のキャリアですでに通算欠場試合数は400を超えている。

 大黒柱であるエンビードやベテランフォワードのポール・ジョージ、エースガードのタイリース・マクシーが離脱する機会が多く、プレーオフを逃す結果となったシクサーズ。新シーズンでは挽回を図りたいところだが、エンビードのコンディションは想定よりも悪いかもしれない。

 NBAインサイダーのブレット・シーゲル記者によると、エンビードのヒザの状態には懸念が生じている模様。すでにリーグ全体では、深刻な状態だとして情報が広まっているという。

 エンビードは昨年の2月に左ヒザの手術を受け、今年の4月にも再手術。かろうじて出場できた19試合では1試合平均23.8得点8.2リバウンド4.5アシストと、リーグ屈指のビッグマンたる活躍を披露したが、シーズンMVPを獲得した2022-23シーズン(同33.1得点10.2リバウンド4.2アシスト)に比べると見劣りする数字になっている。

 同記者によると、同じく左ヒザを治療しているジョージもトレーニングキャンプの開始時は離脱しており、プレシーズンマッチに出場できない可能性も示唆されている。“揃えば強い”状況が昨シーズンに続いていたシクサーズだが、新たなシーズンも主力陣のケガに悩まされる機会は多いかもしれない。

ジョエル・エンビードの関連記事

NBAの関連記事