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2025.01.18
1月30日(現地時間29日、日付は以下同)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズはホームでサクラメント・キングスと対戦。3試合連続で30得点以上を記録したタイリース・マクシーがチームを牽引し、117-104で勝利を収めた。
シクサーズはこの試合の勝利で連勝記録を4に伸ばした。一方、4連勝の前には悪夢の7連敗を経験しており、今シーズンの戦績は19勝27敗と今ひとつ振るわない。イースタン・カンファレンスの順位は11位(30日終了時点)とプレーイン・トーナメントの出場圏内からも外れている。
昨シーズンのMIP(最優秀躍進選手賞)マクシーや期待の新人ジャレッド・マケイン(半月板断裂により今シーズン全休)に加え、ロサンゼルス・クリッパーズから移籍したポール・ジョージの加入により、シーズン開始当初は期待と注目を集めていたシクサーズだが、予想外の不振にあえいでいる。その原因のひとつが、大黒柱であるジョエル・エンビードの不在である。
エンビードは、左ヒザのケガからの回復を理由にシーズン開幕から9試合連続で欠場し、以降も左足の捻挫や左ヒザの腫れにより試合に出場しない日が度々発生している。2022-23シーズンにはシーズンMVPに輝いたエンビードだが、今シーズンは未だ13試合しか出場できておらず、アワード受賞資格も早々に逃している。
また、エンビードは29日のロサンゼルス・レイカーズとの試合に欠場したことで、キャリア通算欠場試合数が400に達している(キングス戦の欠場で401に更新)。この試合を中継した現地放送局『TNT』によれば、エンビードの通算出場試合数は446であり、エンビードのキャリアにおける欠場率は47パーセントに至っているという。
シクサーズは2月1日にホームでデンバー・ナゲッツを迎え撃ち、以降もボストン・セルティックス、ダラス・マーベリックスと強豪との試合を控えている。現地メディア『USA TODAY』によれば、現在エンビードはセカンド・ユニットとプレーをする調整段階にあり復帰も遠くないとのこと。キャリアのほぼ半分の試合に出れていないという不名誉な数字が報じられたエンビードだが、無事に復帰し低迷するチームを救うことはできるか。
エンビードの動向、そしてシクサーズのシーズン後半に注目したい。
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