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ジンクスを破り“名門対決”に勝利したシクサーズ…エンビード「ついに彼らに勝てた」

名門対決の歴史に新たな1ページが刻まれた [写真] = Getty Images
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 5月3日(現地時間2日、日付は以下同じ)、「NBAプレーオフ2026」ファーストラウンド第7戦が行われ、イースタン・カンファレンス7位シードのフィラデルフィア・セブンティシクサーズが同2位のボストン・セルティックスと対戦。激闘の末、シクサーズがセルティックスを109-100で下し、カンファレンス準決勝進出を決めた。

 プレーオフの歴史において、1勝3敗からの逆転勝利が一度もなかったシクサーズ(0勝18敗)。そして、3勝1敗の状況から敗れたことがなかったセルティックス(32勝0敗)。そんな両者の“ジンクス”が交錯する中、シクサーズが歴史を塗り替える白星を手にした。

 NBA史上14チーム目となる「1勝3敗とリードを許した状況からの逆転勝利」を実現したシクサーズ。さらに、セルティックスをプレーオフで破るのは1982年以来44年ぶりとなった。これまで、NBAプレーオフ史上最多となる23回にわたり対戦してきた名門対決に新たな1ページが刻まれた。

 シリーズ突破の原動力となったのは、ジョエル・エンビードタイリース・マクシーの両輪であった。エンビードは第7戦、34得点12リバウンド6アシストをマークし、攻守でチームをけん引。試合終了直後のインタビューでは、長年のライバル撃破に安堵の表情を見せた。

「勝てて気分がいいよ。もちろん、もっと大きな目標がある。でも、ついに彼らに勝てたというのは、本当にいい気分だ」

 一方のマクシーも、30得点11リバウンド7アシストと躍動。現地メディア『ESPN』によると、プレーオフ第7戦で2人の選手が「30得点10リバウンド5アシスト以上」を達成したのは、NBA史上初の快挙となった。第4クォーター残り5分で1点差というもつれた状況の中、連続レイアップを沈めて流れを引き寄せる活躍を見せたマクシー。終盤のプレーについて、本人は以下のようにコメントしている。

「とにかくボールが欲しかった。第4クォーター序盤はジョエルに託していたけど、自分がステップアップしてプレーを起こすべきタイミングだと感じたんだ」
 
 シクサーズのニック・ナースHC(ヘッドコーチ)は、マクシーが終盤に見せた“ステップアップ”について「素晴らしかった」と絶賛。

「あの得点は本当に重要なタイミングだった。彼は試合を通してずっとギアを上げていたわけではなかったが、終盤に決めた2本は非常に大きかった」

 新たな歴史をつくり、宿敵を退けたシクサーズ。駒を進めたイースタン・カンファレンス準決勝では、ニューヨーク・ニックスと対戦する。第1戦は5日に予定されている。

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