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「すべてを出し切った」ブラウン、セルティックスの今季を総括「特に楽しかった一年」

POの戦いと今シーズンを振り返ったブラウン [写真] = Getty Images
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 5月3日(現地時間2日)、「NBAプレーオフ2026」ファーストラウンド第7戦が行われ、ボストン・セルティックスはフィラデルフィア・セブンティシクサーズに100-109で敗戦。シリーズ成績を3勝4敗とし、ファーストラウンドで姿を消した。球団史上初となる3勝1敗からのシリーズ敗退を喫し、歴史を覆される形でシーズンに幕を下ろした。

 試合当日、チームに大きな衝撃が走った。エースのジェイソン・テイタムが左ひざの違和感により欠場。運命の第7戦を前に、直前での離脱を余儀なくされた。欠場について、テイタムは以下のようにコメントしている。

「不運なタイミングだったのは確かだけど、ある意味では予想できたことでもあった。長期間の離脱から復帰して、中1日で36分から40分プレーしていた。何かが起きても不思議ではなかった」

 テイタムの不在を受け、ジョー・マズーラHC(ヘッドコーチ)はニーミアス・ケイタやペイトン・プリチャードをベンチに下げ、ベイラー・シャイアマン、ルカ・ガルザ、ロン・ハーパーJr.を先発に起用。大一番でこれまで試したことのない布陣で臨んだセルティックスだったが、急造のラインナップは試合の入りでリズムをつかめず、その後も終始苦しい展開を強いられた。マズーラHCはこの起用について以下のように語っている。

「いくつか戦術的に試したいことがあったし、シリーズの流れを変えたかった。手元のロスターと、試合に影響を与えられる選手たちを活かしたかった。選手たちはよくやってくれたが、結果には届かなかった」

 シーズンを通してチームをけん引したジェイレン・ブラウンは、「プレーオフでも、勝っている時も負けている時も、僕たちのスタイルをもっと信頼していればよかったと思う」と悔しさをにじませた。

「すべてを出し切った。小さいラインナップで戦ったり、ルーキーを起用したり、とにかくできることはすべてやった。最後まで食らいついたけど、あと数プレー足りなかった」

 終盤の数ポゼッションを分けた差を思えば、テイタム不在の影響は決して小さくなかった。それでもブラウンは今シーズンについて「キャリアの中でも特に楽しかった一年だった」と総括。テイタム不在の時期も含めて戦い抜いたチームに、確かな手応えを感じている様子だった。

「常に完璧だったわけじゃないし、データ的にも見た目にも美しいバスケットではなかったかもしれない。でも多くの試合に勝ったし、毎晩ハードに戦う姿勢を見せられた。今夜もそれを体現していたと思う」

 悔しさの残る形で幕を閉じたセルティックス。この経験を糧に再び頂点を目指す戦いが、すでに始まろうとしている。

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