2025.08.06

カワイ・レナードがルワンダにコートを寄贈…無料のバスケットボールキャンプも開催

カワイ・レナードがルワンダの若者へコートを寄贈 [写真] = Getty Images
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 ロサンゼルス・クリッパーズに所属するカワイ・レナードがルワンダを訪問し、自身がデザインした屋外バスケットボールコートを寄贈した。

 レナードは、トロント・ラプターズの元球団社長であるマサイ・ウジリ氏が副会長を務める非営利団体『Giants of Africa』が主催したイベントに参加し、共同パートナーとしてコートの除幕式に参加した。除幕式には、ルワンダのポール・カガメ大統領も出席している。

 レナードが自らデザインしたコートには「君は自分が思っているよりも強い(You Are Stronger Than You Think)」「全力でプレーして、楽しむこと(Play Hard, Have Fun)」「偉大であれ(Be Great)」といったメッセージが記されている。除幕式でレナードは、冗談を交えつつ以下のように語った。

「俺がおしゃべりな人間なのはみんなわかっているだろうけど、今日は短めに話すよ。このコートのデザインを始めたのは、おそらく1、2カ月前だと思う。ここに書かれているのは俺が日々大切にしている言葉で、毎日の原動力になっているものなんだ」

 さらにレナードは、12歳から17歳までの男女50人を対象にした無料バスケットボールキャンプも開催した。キャンプに参加した子どもたちには、レナード自身がデザインしたTシャツと自身のシグネチャーモデルであるニューバランスのシューズが贈られた。レナードは自身のSNSを通して以下のようにコメントしている。

「キガリのクラブ・ラフィキでバスケットボールキャンプを開催できて光栄に思う。ルワンダの若者たちとゲームの楽しさを分かち合い、その情熱に触れたことで、バスケットボールは単なるスポーツではなく、夢と規律、そして希望への架け橋になっているんだと再認識することができた」

 同団体によれば、イベントを通してレナードは「夢を大きく持ち、実現に向けて尽力すること。そうすれば、チャンスはおのずとやってくる」というメッセージを送ったという。

 4日間のルワンダ滞在を終えたレナードは、8月24日の成都をはじめとしたアジアツアーを行う。レナードはアジアツアーに向けて「中国語のトラッシュトークを学びたい」と語り、再び笑いを誘った。

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