2025.09.04
12月29日(現地時間28日、日付は以下同)、ロサンゼルス・クリッパーズは本拠地イントゥイット・ドームでデトロイト・ピストンズと対戦。キャリアハイの55得点をマークしたカワイ・レナードの活躍により、イースタン・カンファレンス首位の強豪を112-99で下し連勝記録を4に伸ばした。
レナードの55得点は、ジェームズ・ハーデンに並んで球団最多得点記録タイとなった。あと1点でも多く得点すればフランチャイズ単独首位が狙えたが、ピストンズ戦では第4クォーターの出場時間を6分に抑え、残り1分を切ったところでベンチに下がった。これについて、レナードは以下のように説明している。
「コーチとも話したけど、無理をしてリスクを負うより、次の試合に出たい。また勝って、同じような状況に持ち込めればいい。それだけだよ」
近年膝の故障に悩まされているレナードは、今シーズンも足首や足の負傷を理由に10試合を欠場している。22日のレイカーズ戦で今シーズン初めて40分間の出場を果たし、チームはその試合から白星を続けている。ヘッドコーチのタイロン・ルーはレナードについて、次のようにコメントした。
「ようやく健康を取り戻し、効果的にプレーできるだけの出場時間をこなせるようになってきた。健康な時の彼はリーグ屈指の選手だ。最近はそれをはっきりと見せてくれている」
チームメートのハーデンは「コートの裏で彼がどれだけ努力してきたかを見ているからこそ、本当にうれしい。彼が自分らしくプレーするために乗り越えてきたものを考えると、今日の姿は本当に美しかった」とピストンズ戦での活躍を絶賛した。
レナードは、チームが勝利している直近4試合で平均39.0得点を記録している。スコアラーとしての役割を求められていることについて、本人が次の通りコメントした。
「正直、こういう状況(自身のハイスコアが続いていること)はあまり経験がない。これまでは、もっと仲間にボールを回すことを意識してきた。でも、コーチ陣は試合を通してもっとアグレッシブにいけと言っている。今は、3ポイントシュートを増やしたりして、現代のバスケットボールに合わせて自分のプレーを進化させようとしている段階なんだ」
ポーカーフェイスで感情が見えにくいことや仕事人のようなプレースタイルから“ターミネーター”というニックネームで愛されているレナードだが、今シーズンは自身を更にアップグレードさせ“スコアリングマシン”への進化を試みているようだ。
クリッパーズは次戦、31日にサクラメント・キングスと対戦する。
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