2025.08.29

32歳のベテランガード、マルコム・ブログドンの獲得に関心を示す3チームとは?

昨季ウィザーズでプレーしていたブログドン[写真]=Getty Images
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 NBAの2025-26レギュラーシーズンは開幕まで2カ月を切り、約1カ月後にトレーニングキャンプ開始が迫る中、FA(フリーエージェント)のうち、所属先が決まっていない選手たちが多くいる。

 現状では制限付きFA組の進捗状況が停滞していることがその大きな要因と言えるだろう。シカゴ・ブルズのジョシュ・ギディー、ゴールデンステイト・ウォリアーズのジョナサン・クミンガ、ブルックリン・ネッツのキャム・トーマス、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのクエンティン・グライムズの動向が気になるところ。

 そうした中、『The People’s Insider』のジェイク・フィッシャー記者は、8月29日(現地時間28日)に配信された有料会員サイト“The Stein Line”を通じて、制限なしFAのマルコム・ブログドンの近況を報じた。

 32歳のブログドンは、NBAキャリア9年を誇る193センチ103キロのポイントガード。2017年にミルウォーキー・バックスで新人王、2023年にはボストン・セルティックスで最優秀シックスマン賞に輝いたベテランは、現時点で今シーズンの契約が決まっていない。

 それでも、フィッシャー記者によると、ブログドンはゴールデンステイト・ウォリアーズ、ニューヨーク・ニックス、ミネソタ・ティンバーウルブズから獲得に向けて関心を集めているという。

 ウォリアーズはクミンガの去就、ニックスとウルブズは違法賭博の容疑が晴れたマリーク・ビーズリーの獲得にも関心を示しており、どのチームがブログドンを獲得することになるかは未定も、水面下で動いているのだろう。

 契約先候補に挙がるのは、昨シーズンにプレーオフへ進出した3チーム。ニックスとウルブズはカンファレンス・ファイナルまで勝ち上がった上位チームだけに、低年俸でベテランガードを獲得できればベンチの選手層が厚くなることは間違いない。

 昨シーズンのブログドンは、ワシントン・ウィザーズで24試合へ出場し、平均23.5分12.7得点3.8リバウンド4.1アシストを残している。

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