2025.05.13
8月28日(現地時間27日、日付は以下同)、ロサンゼルス・クリッパーズでHC(ヘッドコーチ)を務める。ティロン・ルーが、現地ポッドキャスト番組『Club Shay Shay』に出演。
番組では様々な話題のトークが展開されたが、その中で話された一つが注目を集めている。それは、「もしマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズ他)が現代のNBAでプレーしていたら1試合平均で何点とるか?」というもの。ルーはこの質問に2-3秒沈黙してから回答し、以下のように答えている。
「今?…45点だね」
番組ホストのシャノン・シャープがこの回答に笑いながら「正気か?45点?」と確認すると、次のように続けた。
「おかしいことかな?(今のNBAでは)誰にも触れられないんだよ?すぐファウルになる。そこに世界最高の選手がプレーするんだ。彼は過去に平均37点取ったことがあるだろう?じゃあ、そこに8点くらい足すさ」
ルーの言う通り、ジョーダンは1984年にNBAデビュー後、3年目の1986-87シーズンにはキャリア最高の平均37.1点をマークしている。その後、ワシントン・ウィザーズ時代を含む15年のキャリアのうち8シーズンで平均30得点以上を記録し、キャリアを通した平均得点も30.1得点となっている。
「昔はゾーンディフェンスがなかったし、当時はイリーガルディフェンス(マッチアップする相手から腕一本分以上のスペースを空けてディフェンスしてはならないというルール、2001年に廃止)があった。そういった違いはあっても、彼が平均45点を取るシーズンがあっても何も不思議じゃないよ。今は誰にもタッチできないし、フィジカルがほとんど失われている。彼の賢さを考えれば、バスケットボールIQだけで相手を出し抜けると思う」
ルーは現役時代、コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)やシャキール・オニール(元レイカーズ他)とともに2度の優勝を経験し、その後ウィザーズ時代のジョーダンともチームメートとなった経験を持つ稀有な存在。さらにHCとしても、レブロン・ジェームズ(現レイカーズ)擁するクリーブランド・キャバリアーズでリーグ制覇を果たしている。長年NBAの世界で戦い続け、数多くの偉大な選手を間近で見てきた存在だけに、説得力のある回答となった。
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