
2024.09.21
マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)の息子、マーカス・ジョーダンが、複数の容疑で逮捕された。
米メディア『TMZ』の報道によると、マーカスは2月4日(現地時間3日)、飲酒運転、コカイン所持、逮捕抵抗の容疑により逮捕され、フロリダ州オーランドのオレンジ郡刑務所に収監されたという。マーカスについては逮捕後に撮影された人物写真も公開されており、『TMZ』はこれらの情報が警察記録に記されていると伝えた。
『CBC Sports』は、より詳細に事件の全貌を報じている。
マーカスは、同日午前2時頃、フロリダ州メイトランドを車で走行中、セミノール郡保安官事務所の交通停止指示から逃走。本人は「道を間違えて、はまってしまった」と供述しているが、逃走後の事故で停車したランボルギーニのSUVは、車の前部が岩に覆われ、タイヤは半分が埋まり、後部バンパーが損傷するほどの損傷を受けていた。
逮捕にあたった警察官は、10分後に通過する列車からの危険を避けるために、マーカスに車から降りるように要求。しかし、本人は正式な命令が下るまで指示を拒否し続けた。そして、遭遇時の彼は、目が赤く充血し、生気がなく、車内からはアルコールの臭いがしたと報告されている。マーカスは調べに対し、ウィンターパークとキャッスルベリーでの飲酒を認め、その後、現場での飲酒検査で陽性反応を示したため、逮捕に至った。
さらに、警察官はマーカスのポケットから、白い粉状の物質が入った透明なビニール袋を発見。この物質は、後にコカインであることが判明した。報告書によると、マーカスはパトロール車両に連行された際の協力、飲酒運転センターにおける呼気サンプルの提出を拒否。これらの容疑により、マーカスはオレンジ郡刑務所に収監されたが、保釈金が支払われ、同日の正午前に釈放されている。
NBA入りこそ叶わなかったマーカスだが、シューティングガードを主戦場とした学生時代は地元で名の知れたプレーヤーだった。ロヨラ・アカデミー在籍時代は同校をカンファレンスチャンピオンに導き、転校先のホイットニー・ヤング高校ではイリノイ州最優秀選手に選出された。また、セントラルフロリダ大学では通算1152点を記録し、2年時には平均15.2得点、2.8リバウンド、3.3アシストを記録している。
しかし、バスケットボールを引退後は、父のレガシーを受け継いだスニーカーショップ『Trophy Room』を展開するが、プライベートではお騒がせな人物として脚光を浴びることも少なくない。2012年には、ネブラスカ州オマハで女性との口論により逮捕。また、昨年破局するまでの2年間は、父親の元チームメートであるスコッティ・ピッペン(元シカゴ・ブルズほか)の前妻、ラリサ・ピッペンと交際していた。
なお、今回の容疑についてマーカスならびに家族からのコメントは発表されていない。
文=Meiji
2024.09.21
2024.09.04
2024.04.25
2024.02.03
2023.12.14
2023.12.14
2025.02.06
2025.02.05
2025.02.05
2025.02.05
2025.02.05
2025.02.04