販売開始から12年…ジョーダンが保有するシカゴ郊外の豪邸が約21億円で売却成立

12年にわたる“戦い”に決着をつけたジョーダン（右）[写真]=Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　2012年、イリノイ州の豪邸を売りに出したマイケル・ジョーダン（元シカゴ・ブルズほか）。買い手が見つからないまま12年という年月が流れていたが、現地メディア『The Athletic』によると、ついに1485万円5000ドル（約21億3600万円）の価格で売買が成立したようだ。

From @TheAthletic: Michael Jordan’s mansion in Illinois went under contract Sunday after being on the market for 12 years. The house was most recently listed for $14,855,000; its original asking price when it went up for sale in 2012 was $29 million. https://t.co/UTaxyjqlmX

— The New York Times (@nytimes) September 19, 2024

　シカゴ郊外に位置するこの物件は、随所に“ジョーダンらしさ”が反映されている。自身を象徴する背番号「23」が入口の門にあしらわれており、敷地内に整備されたバスケットコートやロッカールームには「ジャンプマン」のロゴが床の中央に。また、テニスコートやゴルフ場、プールも備え付けられており、売却価格の数字（1+4+8+5+5）をすべて足すと「23」となる。

　売却を決めた当初、2900万ドルの価格で販売をスタートしたジョーダンだったが、希望価格の半分まで下げるに至った。ジョーダンの物件は人気エリアのミシガン湖周辺から2マイル（約3.3キロメートル）ほど離れており、加えて家のいたるところにロゴが散らばっているため、取引の進まない要因になっていたと現地メディア『ClutchPoints』は伝えている。

　NBAチームの所有やスポーツベッティング企業への出資など、現在はビジネスで活発な活動を見せているジョーダン。不動産の売却にはてこずってしまったようだが、他の部門で負債を取り返したいところだろう。