2025.10.07

遂に引退宣言か…レブロン・ジェームズが「第二の決断」と題した重大発表を予告

レブロン・ジェームズが「第二の決断」を予告 [写真] = Getty Images
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 10月7日(現地時間6日)、ロサンゼルス・レイカーズレブロン・ジェームズは自身のSNSアカウントを通して、何らかの予告動画を投稿した。「すべての決断における決断(the decision of all decisions)」と題した動画は、レブロンのキャリアに関する発表を行うものと解釈され、世界中で話題を呼んでいる。

 動画では、レブロンがバスケットボールコートの上に置かれた椅子に腰かける姿が映し出されており、レブロンの正面にはインタビュアーらしき人物が対峙している。また、この動画には「#第二の決断(#TheSecondDecision)」というハッシュタグがついている。

 この構図は、2010年にESPNで生放送された特別番組「The Decision」を彷彿とさせるものとなっている。15年前、当時クリーブランド・キャバリアーズに所属していたレブロンは、同番組の中でマイアミ・ヒートへの移籍を発表した。自身のキャリアに関する発表をテレビ番組を通して行ったことや、「自分の才能をサウスビーチに持っていく」という発言などが大きな波紋を呼んだ。

 今回はその続編とも取れるような予告なだけに、ファンやアナリストの多くはキャリアに関する発表を行うものではないかと推測している。

 レブロンはここ数年の間、自身の引退がそれほど遠くないことをほのめかしてきた。9月のトレーニングキャンプでは、インタビューの中で「もう1シーズンプレーできることにワクワクしている」と語りつつも「終わりはそう遠くない」と発言し、それ以上の説明を避けている。

 12月に41歳を迎えるレブロンは、依然としてリーグ屈指のパフォーマンスを誇るスター選手であり続けている。昨シーズンの平均スタッツは24.4得点8.2アシスト7.8リバウンドを記録し、レイカーズをプレーオフへ導く活躍を見せた。

 一部のファンの中では、今回の動画が何らかのコマーシャルや商業的な内容に留まるとみる声もある。6月にもレブロンは引退時期を匂わせる意味深な予告動画を投稿しており、それがAmazonプライムデーの広告であったことを後に明かしている。しかし、今回の予告には広告の際に使われる「#PR」のハッシュタグがついていないことから、単なるコマーシャルではなさそうだ。

 投稿には「10月7日の正午(アメリカ東部時間)」という日時も記載されており、日本時間では8日の午前2時にあたる。“キング”の重大発表に世界中の目が集まる。

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