2023.04.21

ネッツが接戦に敗れて3連敗…渡邊雄太は2試合連続出番なし、次戦でシーズン終了の可能性も

ネッツがシクサーズに敗れてシリーズ3連敗 [写真]=Getty Images
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 4月21日(現地時間20日)にバークレイズ・センターで「NBAプレーオフ2023」のイースタン・カンファレンス1回戦が行われ、ブルックリン・ネッツフィラデルフィア・セブンティシクサーズとの第3戦に臨んだ。

 2連敗でホームに戻ったネッツは、同点で迎えた第1クォーター開始2分26秒からニコラ・クラクストンが連続得点をマーク。ミケル・ブリッジズの3ポイントシュートなどで一時8点のリードを奪ったものの、トバイアス・ハリスジェームズ・ハーデンに長距離砲を決められ、28-32と4点ビハインドで最初の12分間を終えた。

 第2クォーターは序盤こそキャメロン・トーマスが連続で得点を挙げたが、スコアが止まる時間帯もあると、残り4分12秒からハリス、タイリース・マクシーに得点を許して40-51。ジョエル・エンビードにも得点を与え、47-58と11点ビハインドで試合を折り返した。

 第3クォーターはブリッジズを中心に序盤から反撃すると、開始3分37秒に逆転に成功。その後は点の取り合いに持ち込まれたなか、残り2分を切ってスペンサー・ディンウィディーロイス・オニールに3ポイントが飛び出し、82-76と試合をひっくり返した。

 第3クォーター終盤にジェームズ・ハーデンがフレグラントファウル2で退場した相手に対し、ネッツは第4クォーター開始3分12秒にクラクストンが2度目のテクニカルファウルを宣告されてコートから去った。18得点を挙げていたビッグマンを欠く状況で接戦に持ち込まれると、5点差で迎えた試合終了残り2分3秒からマクシーに3連続得点を献上。同点を狙ったディンウィディーのシュートがエンビードに阻まれると、タイムアウト後のインバウンズでターンオーバーが発生し、最終スコア97-102で敗れた。

 ネッツはブリッジズがチーム最多26得点を挙げたほか、ディンウィディーが20得点、キャメロン・ジョンソンが17得点をマーク。渡邊は2試合連続で出番がなかった。シリーズ3連敗を喫してあとがない状況に。23日2時から第4戦に挑む。

■試合結果
ブルックリン・ネッツ 97-102 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
BKN|28|19|35|15|=97
PHI|32|26|18|26|=102

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