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7月28日、東京オリンピックの男子バスケット予選ラウンドがさいたまスーパーアリーナで行われ、フランス代表がチェコ代表と対戦した。
FIBAランキング1位のアメリカ代表を破り、いいムードでこの試合を迎えたフランス代表だったが、チェコ代表に先手を奪われてしまう。チェコのトーマス・サトランスキー(シカゴ・ブルズ)に3ポイントシュートを立て続けに決められると、速い展開から次々と得点を重ねられ、22−28で第1クォーターを終える。
だが、続く第2クォーターにティモテイ・ルワウ・キャバロ(ブルックリン・ネッツ)の3ポイントシュートで逆転に成功。これで勢いに乗り、ナンド・デ・コロを中心とした攻撃でじりじりと点差を広げていく。終盤はフランスが一方的に攻め立てる展開となり、51−40で試合を折り返す。
11点のリードを奪ったフランスは、第3クォーターも攻撃の手を緩めない。激しいディフェンスから速攻を繰り出してポイントを挙げると、3ポイントシュートもテンポ良く決まり、77−56とさらに点差を広げて最終クォーターへ突入する。
第4クォーターに入ってもフランスの勢いは止まらず。ベンチからの出場した選手が積極的にシュートを狙い、得点を重ねていく。終盤まで集中力を切らさなかったフランスが97−77で勝利し、決勝トーナメント進出へ大きく近づいた。
フランスはエバン・フォーニエ(ボストン・セルティックス)が21得点、コロが17得点8アシストをマークした。敗れたチェコは、オンドレイ・バルヴィン(群馬クレインサンダーズ)が18得点、サトランスキーとパトリック・アウダ(横浜ビー・コルセアーズ)が14得点を挙げた。
■試合結果
チェコ 77−97 フランス
チェコ|28|12|16|21|=77
フランス|22|29|26|20|=97