2024.08.15
7月26日(現地時間25日)に男子バスケットボールアメリカ代表の公式SNSが公開した動画に注目が集まっている。動画は、アメリカ代表の選手に対して「1992年のドリームチームの選手で言うと、自分は誰に似てると思う?」という質問を投げかけているものだった。
1992年のドリームチームとは、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)やマジック・ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)、ラリー・バード(元ボストン・セルティックス)、パトリック・ユーイング(元ニューヨーク・ニックスほか)といった当時のNBAにおけるトップクラスの選手が集まったバルセロナオリンピックのアメリカ代表のことを指す。
パリオリンピックを戦う今回のチームUSAも現在のNBAを代表するスター選手で構成されていることから、“現代のドリームチーム”の一員である選手に向けた興味深い質問に対して、様々な選手から面白い回答が返ってきている。
ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)は、5秒ほど考えを巡らせた末に「マイケル・ジョーダン」と回答。そのポジションと抜きんでた得点能力を自負した上で、自身を史上最高の選手になぞらえた。
アメリカ代表に関する質問においても所属チームに忠誠心を示したのは、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)とステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)の2人。テイタムは「僕はセルティックだからね。ラリー・バードだ」とコメントし、カリーは「クリス・マリン(元ゴールデンステイト・ウォリアーズほか)。2人とも偉大なシューターでしょ?」と答え、所属チームのレジェンドを選んだ。
チームUSAの中で比較的若手にあたるデビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)とアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)は、そろって「いない」と回答している。ブッカーは「彼らを尊敬しているけど、自分をそのチームの誰かと比べるようなことはしないね」と質問を鼻で笑い、エドワーズは「ノー」と即答した。
質問に対する回答の仕方や内容からも、選手の個性が垣間見ることができた。果たして“現代のドリームチーム”は1992年と同様に金メダルを獲得することができるか。アメリカ代表は8月9日に準決勝でセルビア代表と対戦する。
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