2022.08.30

男子フィンランド代表がW杯本戦出場を確定…2014年のスペイン大会以来2度目

ヨーロッパ勢で最初にW杯本戦出場を決めたフィンランド代表[写真]=fiba.com
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 8月29日(現地時間28日)、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」のヨーロッパ地区予選が開催。ラウリ・マルッカネンクリーブランド・キャバリアーズ)を擁する男子フィンランド代表は、エストニア代表と対戦した。

 第1クォーターから拮抗した戦いを繰り広げるフィンランドは、第2クォーターに入ると速攻や3ポイントシュートを決めて一歩抜け出し、前半で47-36と11点のリード。第3クォーター以降はエストニアに追い上げを許したものの、サス・サリンが重要な局面でシュートを沈め、最終スコア76-68で勝利を収めた。

 この結果により、7勝1敗でグループJの2位に位置。各グループの上位3チームが本戦出場資格を得ることができ、総合成績に含まれるファーストラウンドで同グループのスロベニア代表に2勝0敗、スウェーデン代表に1勝1敗の戦績を残していたため、フィンランドはグループJの3位以上を確定させ、ヨーロッパ勢で一番乗りとなる本戦出場を決めた。

 フィンランドがワールドカップ本戦に出場するのは2014年のスペイン大会以来。前回はグループリーグを1勝4敗(全体で24チーム中22位)で終えて決勝トーナメント進出を逃しているため、来る本戦では以前を上回る結果を残したいところだ。

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