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8月8日(現地時間7日、日付は以下同)。アメリカ代表がラスベガスのT-モバイルアリーナでプエルトリコ代表とのエキシビジョンゲームへ臨み、117-74で快勝した。
25日からフィリピンのマニラで開幕する「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」へ向けた強化試合初戦となったこの試合、アメリカはジェイレン・ブランソン(ニューヨーク・ニックス)、アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、ミケル・ブリッジズ(ブルックリン・ネッツ)、ブランドン・イングラム(ニューオーリンズ・ペリカンズ)、ジャレン・ジャクソンJr.(メンフィス・グリズリーズ)が先発出場。
前半こそプエルトリコにリードを許すなど50-43の7点リードで終えるも、後半に入って一気に襲い掛かり、第3クォーターを34-18、第4クォーターでも33-13と突き放し、ワールドカップへ向けて好発進となった。
この日はエドワーズが15得点4アシスト4スティール、キャメロン・ジョンソン(ネッツ)が15得点6リバウンド、ブリッジズが14得点5リバウンド3スティール、ジャクソンJr.が12得点7リバウンド2ブロック、ブランソンが11得点12リバウンド3アシスト、イングラムが11得点5リバウンド3アシスト2ブロック、ボビー・ポーティス(ミルウォーキー・バックス)が11得点3リバウンドと計7選手が2ケタ得点をマーク。
さらにオースティン・リーブス(ロサンゼルス・レイカーズ)が9得点4リバウンド4アシスト、タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)が7得点4リバウンドにチーム最多の12アシストを残した。
アメリカ代表で指揮を執るスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ/ゴールデンステイト・ウォリアーズ)は、この試合を終えて「我々にとって最高の夜になった。選手たちが(コートの)両エンドで我々がインストールしようとしていることを習得していたと思う。それにコーチ陣も含めて、FIBAのルールやプレーに対して少しずつ慣れてきている」と話していた。
この試合の出場時間帯における得失点差でチームトップのプラス24を記録したハリバートンは、第3クォーター終盤から第4クォーター序盤にかけて20-0のランを決めたチームメートたちの得点機会を演出。
「セカンドユニットとしての仕事というのは、ゲームがどんな展開、流れになっていくかをしっかり見ることだと思う。そこでどうやって試合に入り、インパクトを与えることができるかなんだ」とハリバートン。
なお、アメリカ代表はスペインのマラガへ向かい、13日にルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)率いるスロベニア代表、翌14日にスペイン代表とのエキシビジョンゲームに臨むこととなる。