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8月25日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」が日本、フィリピン、インドネシアの3カ国にて開幕。1次ラウンド・グループAに所属するイタリア代表(FIBAランキング10位)は、フィリピンの首都マニラの『フィリピンアリーナ』にてアンゴラ代表(同41位)との1次ラウンド初戦に臨んだ。
マルコ・スピス、ステファノ・トヌト、ニコロ・メッリ、シモネ・フォンテッキオ、アキレ・ポロナラが先発に名を連ねたイタリア代表は、試合開始直後から格下のアンゴラ相手にまさかの0-5のランを許してしまう。第1クォーター中盤にメッリのダンクで逆転に成功するも、その後も拮抗した戦況が続き23-17で最初の10分間を終えた。
6点リードで迎えた第2クォーターも、アンゴラ代表のジェルソン・ゴンサウヴェスが繰り出す3ポイントシュートやアシストに翻弄されたイタリア代表。リードを奪い合うシーソーゲームとなったが、トヌトがファウルを誘いフリースローで得点。ユタ・ジャズに所属するフォンテッキオも要所でダンクを叩き込み、3点リードの43-40で試合を折り返した。
迎えた第3クォーターは、ジャンパオロ・リッチ、ルイージ・ダトメら途中出場の選手が躍動。交代直後から得点機会を作り出し、点差を4点に拡大した。61-57、イタリアがわずかにリードし勝負は最終クォーターへ。第4クォーターは、序盤からガブリエレ・プロチダが豪快なダンクに成功すると、リッチ、フォンテッキオらも立て続けに得点し、ついに本領を発揮したイタリア代表。アンゴラ代表にほとんど得点機会を与えることなく、一気にその差を突き放した。
第4クォーターに実力を見せつけたイタリア代表が81-67でアンゴラ代表に勝利。1次ラウンド初戦を白星で飾った。
イタリア代表はフォンテッキオがチームハイの19得点。トヌトが18得点1リバウンド2アシスト、リッチが12得点3リバウンド1アシストで続いた。一方のアンゴラ代表はチャイルド・ダンダンが19得点3リバウンド3アシスト、ブルーノ・フェルナンドが13得点5リバウンド2アシストで2ケタ得点をマーク。格上相手に食らいついたものの黒星スタートとなった。
■『FIBA ワールドカップ 2023』
<1次ラウンド グループA・マニラ>
イタリア代表 81-67 アンゴラ代表
ITA|23|20|18|20|=81
AGO|17|23|17|10|=67