2023.08.25

バスケW杯日本代表・富永啓生が最終調整…初の沖縄アリーナも追い風「結構いい感じ」

ドイツ戦へ向けて沖縄アリーナで練習した富永啓生[写真]=伊藤大允
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 8月25日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」日本代表(FIBAランキング36位)が沖縄アリーナで公開練習を行い、得点源として活躍が期待される富永啓生(ネブラスカ大学)が練習後の取材に応じた。

 決戦の日を迎え、シュート練習などで汗を流した日本代表。同日21時10分ティップオフ予定の1次ラウンド初戦・ドイツ代表(FIBAランキング11位)との戦いへ向けて、試合会場となる沖縄アリーナの感触を確かめるように調整した。

 富永にとっては沖縄アリーナ“デビュー戦”にもなるが、公開練習でのシュートタッチも上々で、「結構いい感じですね。(アリーナの構造的にも)アメリカでやっているような雰囲気があるので、やりやすいです」と好感触。ホームの大観衆のみならず、2021年に完成した国内最新鋭のアリーナも追い風になりそうだ。

 日本は1次ラウンドの組分けで“死の組”とも呼ばれる強豪揃いのグループEに入ったものの、幼少期からビッグゲームが大好きだったという富永は「ワクワクしています」と前向き。「自分たちはどこと当たるにしても“アンダードッグ”になると思う。気持ちで負けないことが一番大事だと思うので、そこだけは負けないようにやっていきたい」と、強豪との対戦へ力を込めた。

 同日夜に対戦するドイツ代表については、「シューター陣のマークをしっかりやっていくこと、あとは(デニス・)シュルーダー選手をどれだけ止められるかというところがチームとして大事になってくると思います」と、相手のキーマンも上げながらコメント。

 数時間後に迫る運命の一戦へ向けて、「自分の役割でもある3ポイントシュートはチームにとって大事なところだと思うので頑張っていきたいですし、ディフェンスもアグレッシブにやっていきたいと思います」と意気込みを語り、「日本代表に入れなかった人たちの気持ちも背負って、100パーセントの力を出して頑張っていきたいです」とも誓った。

 今夜21時10分ティップオフ予定のドイツ戦の模様は、日本テレビ系列とNHK沖縄で生中継、TVerとDAZN、バスケットLIVEでライブ配信される。

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