2022.02.03

【新潟vs群馬】五十嵐圭が長岡に初凱旋、迎え撃つ新潟は40分間高い遂行力で対応したい

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

新潟アルビレックスBB vs 群馬クレインサンダーズ(@シティホールプラザアオーレ長岡)
第1戦:2月5日17時5分 第2戦:2月6日15時5分

 新潟アルビレックスBB は26連敗の長いトンネルを前々節にようやく脱出したが、前節は宇都宮ブレックスの鉄壁のディフェンスに阻まれ、今シーズン最少の51得点で敗れた。

 いずれも1ケタ得点に終わった第1クォーターと第2クォーターに続き、第3クォーターも12得点止まり。第4クォーターに8得点を挙げた納見悠仁の活躍も焼け石に水だった。ただ、年明け以降の8試合で最も少ない74失点は数少ない好材料。今節の後は約1カ月試合がなく、少しでも好感触を得てバイウィークを迎えたい。

 その今節の相手は平岡富士貴ヘッドコーチらベンチスタッフ4人の古巣であり、昨シーズンまで在籍した五十嵐圭の移籍先でもある群馬クレインサンダーズ。1月はすべてホームながら4戦全敗に終わった群馬だが、前節はアウェーで三遠ネオフェニックスを下して連敗を5で止めた。トリプルダブルを達成したトレイ・ジョーンズを中心にオフェンスが安定し、今シーズン初の100点ゲーム。インジュアリーリストから復帰したオンドレイ・バルヴィンも9リバウンドとまずまずの働きだった。

 5シーズン過ごしたアオーレ長岡に凱旋する五十嵐には否が応でも注目が集まるが、同じく5シーズン過ごした古巣を迎え撃つ平岡HCにも要注目。昨シーズンB2で33連勝を達成したメンバーが8人残っており、平岡HCは個々の特徴を熟知している。群馬の強みを消すことができるかどうか、平岡HCの戦略に加えて選手の遂行力も試されることになる。

文=吉川哲彦

■ロスター
・新潟(HC:平岡富士貴)
岡本飛竜
星野曹樹
大矢孝太朗
ジェフ・エアーズ
コービー・パラス
木村圭吾
チリジ・ネパウェ
綿貫瞬
納見悠仁
佐藤公威
ロスコ・アレン
池田雄一
遠藤善

・群馬(HC:トーマス・ウィスマン)
マイケル・パーカー
トレイ・ジョーンズ
五十嵐圭
八村阿蓮 ※特別指定
杉本天昇
野本建吾
オンドレイ・バルヴィン
笠井康平
菅原暉
アキ・チェンバース
上江田勇樹
山崎稜
カイル・バローン ※インジュアリーリスト
ジャスティン・キーナン

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