2018.03.19
1月4日(木)にWOWOWで放送されたサンアントニオ・スパーズ対フィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦に並里成(滋賀レイクスターズ)選手がゲスト出演しました。アメリカ留学経験があり、アイザイア・トーマスとチームメイトであった並里選手に、今季のNBA、Bリーグのことなどについて話してもらいました。
素材提供=WOWOW
――今日、NBAの初解説をしてみてどうでしたか?
並里 最初はうまくできるか緊張していましたけど、やっていてすごく楽しかったです。分析しながら試合を見ることは普段やらないので、勉強にもなりました。
――今日の試合はいかがでしたか?
並里 シクサーズは前半に速い展開からうまく得点につなげていて、スパーズは前半でハーフコートバスケをして得点に苦しんでいました。でも、後半はスパーズらしさがでましたね。しかし、すでに遅かったという感じでした。スパーズはセカンドメンバーが出てきても評価が下がらないのは、さすがグレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチという感じですね。
今日はお休みでしたが、カワイ・レナードは要注目です。守備はもちろん、オールラウンドなプレーもします。シュートも年々うまくなっています。昨年は途中で離脱しましたが、彼がいるスパーズはすごく強いと思うので新たな成長を見たいと思います。シクサーズでは、ベン・シモンズとジョエル・エンピード、マーケル・フルツの若手3人がどうマッチするのかに注目しています。
――シーズン注目しているチームを教えてください。
並里 クリーブランド・キャバリアーズ、ヒューストン・ロケッツあたりがゴールデンステート・ウォリアーズに対してどれだけ戦えるのか注目しています。あとはスパーズもですね。キャバリアーズは結構補強をしましたが、キーになるのはやはり、レブロン・ジェームズだと思います。彼のいつも通りのパフォーマンスに周りがフィットすれば、(1月4日時点でイースタン3位の)チームはもっとよくなると思います。
長期離脱から復帰したアイザイア・トーマスがどれだけチームにフィットするかにも注目しています。ロケッツは今までジェームズ・ハーデンのスキルと個人技だけだったところに、エリック・ゴードンの活躍とクリス・ポールのゲームコントロールも加わったのが大きなところです。
――ご自身のプレーで参考にしている選手がいれば理由と合わせて教えてください。
並里 クリス・ポールはすごい勉強になります。自らいくところとパスするところの緩急の使い方ですね。それとリーダーシップです。チームをけん引していくところは勉強しています。実際に本人と喋ったこともあるのですが、どんなシチュエーションでも先頭に立って出ていけというのは言ってもらいました。喋っていても圧倒されました。すごい迫力でした。
――ご自身が留学時代にチームメイトだったアイザイア・トーマスについてお聞かせください。
並里 当時の僕もですが、日本のポイントガードと言ったらゲームをコントロールしてパスを回すのが当たり前。しかし、「アメリカではパスだけではダメ!スコアしにいかないといけない。そうしないと認められない」とアイザイアには言われました。練習でマッチアップしたときもお互いに得点を意識したディフェンスをしたり、すごく学びの多い経験でした。アイザイアは、オフコートはすごく優しいですね。いつもニコニコしていました。
――NBAで一緒にプレーしてみたい選手はいますか?
並里 みんなレブロン・ジェームズと言うと思うのですが、僕には刺激が強すぎます。選手というより、スパーズみたいなチームでやってみたいです。
――今まで一番影響を受けた選手はだれですか?
並里 (栃木ブレックスの)田臥(勇太)さんかもしれないです。初めてプロに入って何もバスケットボールを知らない自分に、背中で教えてもらいました。2年間一緒にやって、プロとしてオンコート・オフコートをどうあるべきか見せてもらいました。それが今でも自分の中でベースになっています。パスに関してもすごい学びました。
――Bリーグについてお聞かせください。今シーズンここまで振り返ってみていかがですか?
並里 個人的には本調子ではないと思っています。コンディションを上げてパフォーマンスを向上させるのも一つの目標です。チームとしてもチャンピオンシップを目指しているのですが、段階を踏んでしっかりと自分たちの目標を一つずつ達成できるように頑張っていきたいです。
――会場まで見に来てくれるファンの方に自分のどんなところ(プレー)をみてほしいですか?
並里 得点するところではなく、あえて身体を張る姿勢やディフェンスであったり、ボールを追いかける気迫を見てもらいたいです。
――最後にファンへメッセージをお願いします。
並里 WOWOWをきっかけにファンが増えると嬉しいです。シーズン後半戦も一緒に盛り上げていければと思います。
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