2018.04.06

残留PO出場が迫る横浜ビー・コルセアーズ、ホームで西宮ストークスを叩いて勢いに乗りたい

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 昨季に続いての残留プレーオフ出場が迫る横浜ビー・コルセアーズ。しかし、前々節の三遠ネオフェニックスに続いて前節は富山グラウジーズから1勝をもぎ取った。29得点の川村卓也に加えて、ウィリアム・マクドナルドも18得点。第3クォーターに36得点とスパークしてハイスコアゲームをものにした。しかし2戦目は残り37秒で6点あったリードを失い、今季初の3連勝のチャンスを自ら潰した。

 とはいえ、残り11試合のうち同じ残留プレーオフ圏内のチームとの対戦が6試合。まずは今節相まみえる西宮ストークスを叩いて勢いに乗りたいところだ。

 その西宮は21連敗中の島根スサノオマジックに94失点で苦杯を喫し、この時点で一旦西地区最下位に逆戻り。しかし2戦目はリバウンドを支配してロースコアゲームを制し、再び島根を最下位に突き落とした。

 ただし、西宮は今後ホームで3試合しかなく、勝率の高いチームとの対戦も残っている。西宮こそ、今節は勝っておかなければならない状況なのだ。道原紀晃ハーバート・ヒルに頼ってしまっているオフェンスで、このところインパクトを欠いているドゥレイロン・バーンズが古巣を相手に本来の実力を発揮できるか。

文=吉川哲彦

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