2019.02.23

前半苦しむも、計17得点で勝利に貢献した竹内譲次「代表の強さを証明できたことがうれしい」

果敢にゴールへアタックした竹内[写真]=小永吉陽子
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 2月21日、アザディ体育館で「FIBAバスケットボール ワールドカップ2019 アジア地区 2次予選(Window6)」が行われ、男子日本代表がイラン代表を相手に97-89で勝利。先発出場した竹内譲次アルバルク東京)は、計17得点4リバウンド2アシストの活躍を見せた。

 3本中2本の3ポイントシュートなど、高確率にシュートを沈めた竹内は「つながりの中で打てました。なので自分の中ではすごく打ちやすいシュートでした」と語りつつ、「ずっと(八村)塁(ゴンザガ大学)と(渡邊)雄太(メンフィス・グリズリーズ)がいないと言われていたので、ここで勝って代表の強さを僕らで証明できたことがうれしいです」と喜びを表現した。

 第1クォーターで2つのファウルを犯してしまった竹内だったが、第3クォーターではファストブレイクで先陣を切り、果敢に相手ゴールを攻めて3本のレイアップを沈めた。「自分のしんどさよりも(田中)大貴や馬場(雄大/ともにA東京)が一生懸命ディフェンスをやってくれていた。自分は前半にファウルをしてしまっていた分もあるので、しっかり体を動かそうと思ってファストブレイクも走りました」と振り返った。

 リバウンドではイランの45本に対し、29本と差をつけられた日本。竹内は「ディフェンスリバウンドが本当は1番求められていたんですけど、取られてしまっていたので、そういう意味ではこのチームはもっと良くなると思います。次は失点を抑えていくことが大事かなと」と次戦への課題を挙げつつ、「自信を持ってやってきた部分、Bリーグの外国籍選手もかなり素晴らしい選手が多いので、そこで培ってきた自信は大きいです」とリーグ戦で鍛えあげられたフィジカルへの自信を語った。

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