2019.04.02

上位チームへの苦手意識を払拭したいサンロッカーズ渋谷、ケリーが勝利のカギを握る

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サンロッカーズ渋谷vsアルバルク東京(@青山学院記念館)
4月3日19時5分

 レバンガ北海道を相手に連勝し、ワイルドカード2位での「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2018-19」出場権争いに生き残ったサンロッカーズ渋谷。1試合限りの今節はアルバルク東京との“渋谷ダービー”をホームで行う。

 北海道との前節、第1戦は9点差、第2戦は4点差と苦しみながら接戦をものにした。2戦をとおして、ライアン・ケリーが43得点18リバウンド10アシストを挙げれば、ロバート・サクレは40得点13リバウンドの活躍。ベンドラメ礼生も38得点13リバウンド10アシストでチームをけん引し、今季のSR渋谷を代表する3人が安定した働きぶりを見せている。ただ、3月8日の試合から先発が続いていた広瀬健太に加え、ベンチ出場でゲームの流れを変えていた盛實海翔の負傷は気がかりだ。

 A東京は秋田ノーザンハピネッツを退け、連勝を「7」に伸ばした。前半に苦戦を強いられた第1戦では、後半の20分間で安藤誓哉竹内譲次アレックス・カークを中心に一挙56得点の猛攻。第2戦は第3クォーター残り5分58秒から連続11失点で一時ビハインドを背負ったものの、田中大貴のバスケットカウントなどですぐにリードを奪い返し、最終スコア79-63で快勝した。

 SR渋谷は今季、栃木ブレックス、千葉ジェッツ、A東京と同地区上位3チームを相手に12戦全敗。各チームとの対戦は2試合ずつ残しており、CSに進むためにも上位チームに対しての苦手意識を払拭しておかなければならない。勝利のカギを握るのはケリー。マッチアップが予想される竹内譲次ミルコ・ビエリツァに対し、機動力で上回ることができるか。3月の12試合で平均23.8得点を叩きだした背番号34に期待したい。

■ロースター
・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
満原優樹
秋葉真司
清水太志郎
ファイサンバ
ロバート・サクレ
伊藤駿
ベンドラメ礼生
マーカリ・サンダース・フリソン
杉浦佑成
長谷川智也
広瀬健太
山内盛久
ライアン・ケリー
盛實海翔

・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
齋藤拓実
安藤誓哉
馬場雄大
正中岳城
ザック・バランスキー
菊地祥平
竹内譲次
田中大貴
ジャワッド・ウィリアムズ
ミルコ・ビエリツァ
アレックス・カーク
シェーファーアヴィ幸樹

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