2019.04.03

CS出場圏内に浮上したシーホース三河、好調のオフェンスを継続しラストスパートをかけたい

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シーホース三河vs横浜ビー・コルセアーズ(@ウィングアリーナ刈谷)
4月3日19時5分

 B1リーグのレギュラーシーズンも残すところ残り8試合。「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2018-19」出場権争いでは、シーホース三河ワイルドカード2位に浮上してきた。

 前節は同じ中地区のライバル、富山グラウジーズのホームに乗りこんだ三河。第1戦ではエース・金丸晃輔が前半だけで20得点を叩きだして攻撃を引っ張ると、金丸と入れ替わりでコートに入った森川正明が後半の20分間で21得点と大活躍。リバウンドでもアイザック・バッツケネディ・ミークスで相手の総数を上回る28本をもぎ取って快勝を収めた。続く第2戦でもバッツ、ミークスがゴール下を制圧して第1クォーターからリードを奪い、熊谷航が今季最多の8アシストで攻撃を操る。金丸が31得点、第1戦では7得点にとどまった岡田侑大は18得点を記録して富山相手に2連勝。直接対決では今季5勝1敗とし、勝率でも並んで中地区3位に浮上した。

 若手とベテランが融合して敵地で連勝した三河が今節ホームに迎えるのは、第30節で対戦したばかりの横浜ビー・コルセアーズ。横浜は現在5連敗中と元気がなく、前節の川崎ブレイブサンダースとの“神奈川ダービー”では通算16戦勝ち星なしとなってしまった。3月30日の第1戦では、最初の10分間で4つのターンオーバーを犯して背負ったビハインドが最後まで響いて10点差で敗れた。第2戦では5-0といい試合の入り方をしたものの、第1クォーター終盤から崩れ始め、後半は大量54失点。オフェンスではアーサー・スティーブンソンブランドン・コストナーの2人で51得点を積み挙げたが、計78点と伸びなかった。

 三河がチャンピオンシップ出場へ負けられないように、横浜もB1残留プレーオフ回避を目指す上で状況は同じ。3連勝中の三河は次節で現在中地区首位の新潟アルビレックスBBと、最終節では同2位の川崎との試合を控えていることもあり、残留争いをしている横浜には確実に勝っておきたいところ。前回対戦時は三河が100点ゲームで勝利しており、岡田の21得点を筆頭に6選手が2ケタ得点をマークした。前節から好調の金丸を中心に得点を重ね、今回も点の取り合いを制してさらに勢いをつけたい。

 横浜は川村卓也以外の日本人選手の奮起が勝利へのポイント。前節の第2戦で約3カ月ぶりにスタメン出場した細谷将司が、ハッスルプレーでチームを鼓舞する姿を期待したい。

■ロースター
・三河(ヘッドコーチ:鈴木貴美一)
ジェームズ・サザランド
ケネディ・ミークス
狩俣昌也
アイザック・バッツ
村上直
森川正明
西川貴之
金丸晃輔
松井啓十郎
加藤寿一
岡田侑大
桜木ジェイアール
生原秀将
熊谷航

・横浜(ヘッドコーチ:トーマス・ウィスマン)
細谷将司
川村卓也
高島一貴
湊谷安玲久司朱
中村太地
橋本尚明
ハンター・コート
ジョナサン・ホームズ
田渡凌
竹田謙
エドワード・モリス
小原翼
アーサー・スティーブンソン
ブランドン・コストナー

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