2019.04.05

今季直接対決は2勝2敗の五分、アルバルク東京は攻守両面で絶好調

バスケ情報専門サイト

栃木ブレックスvsアルバルク東京(@ブレックスアリーナ宇都宮)
第1戦:4月5日19時5分、第2戦:4月6日18時5分

 東地区2位の栃木ブレックスと同3位のアルバルク東京によるレギュラーシーズン最後の顔合わせ。今季の直接対決4試合では2勝2敗と星を分け合う中、得失点差ではA東京が12点上回っている。

 首位の千葉ジェッツを追いかける栃木は前節、ホームで地区最下位のレバンガ北海道と対戦。前半で49-27と圧倒し、最終スコア86-65と21点差で快勝した。3ポイントシュート成功率は27.3パーセントと振るわず、フリースローはわずか5本しか奪えなかったものの、2ポイントシュートは50本中33本成功。竹内公輔は放ったすべてのシュートを決めて今季最多タイの19得点を叩きだした。

 サンロッカーズ渋谷とのダービーマッチに臨んだA東京。試合序盤から攻守両面で相手を寄せつけず、チーム最多得点の110-61で一蹴した。3ポイントは76.5パーセント、2ポイントは61.4パーセント、フリースローは94.4パーセントと驚異的な成功率を記録し、齋藤拓実安藤誓哉馬場雄大ザック・バランスキー田中大貴ミルコ・ビエリツァアレックス・カークの7選手が2ケタ得点の大暴れ。アシストは31個を数え、ターンオーバーはわずか6個と完璧な試合運びだった。

 直近5試合で平均94.6点とオフェンス好調のA東京は、リーグ最少失点を誇るなどディフェンスも盤石。一方の栃木も失点数で3位、ターンオーバー数で2位、リバウンド数で1位とシーズンをとおして抜かりない試合を見せている。

 田中はクラブ公式HPを通じて「栃木はオフェンスリバウンドがすごく強いので、セカンドチャンスをやらせないことと、オフェンスでは相手のディフェンスの状況を見極めて、ターンオーバーしないように戦いたいです」と話しており、いかにゴール下で奮闘できるかがカギになるだろう。初代王者と昨季王者が相まみえる一戦は激戦必至だ。

■ロースター
・栃木(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太
ジェフ・ギブス
比江島慎
遠藤祐亮
竹内公輔
アンドリュー・ネイミック
渡邉裕規
鵤誠司
橋本晃佑
ライアン・ロシター
栗原貴宏
山崎稜
喜多川修平
長島蓮

・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
齋藤拓実
安藤誓哉
馬場雄大
正中岳城
ザック・バランスキー
菊地祥平
竹内譲次
田中大貴
ジャワッド・ウィリアムズ
ミルコ・ビエリツァ
アレックス・カーク
シェーファーアヴィ幸樹

この試合の他の記事

アルバルク東京の関連記事

B1の関連記事

BASKETBALLKING VIDEO