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広島の武内理貴が愛媛に期限付き移籍…プレータイム求め相談、調整難航もAS期間中に合意

広島から愛媛へ期限付き移籍する武内[写真]=B.LEAGUE
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 B1西地区所属の広島ドラゴンフライズは1月22日、武内理貴B2西地区の愛媛オレンジバイキングスへ期限付き移籍することを発表した。なお、移籍期間は1月21日から6月30日までとなっている。

 愛媛県出身で現在22歳の武内は、181センチ79キロのシューティングガード。山梨学院大学3年次の2022年に特別指定選手として愛媛に加入し、Bリーグの舞台を経験した。大学4年次には広島に特別指定選手として加わり、昨年6月にプロ契約を締結した。

 今シーズンは開幕直後に「右短腓骨筋部分損傷および右足関節下伸筋支帯部分損傷」で一時負傷離脱した時期もあったなか、ここまでB1リーグ戦17試合に出場。1試合平均0.3得点0.1アシスト0.1リバウンドを記録している。

 今回期限付き移籍が決定した経緯について、広島の岡崎修司ゼネラルマネージャーは「開幕から出場の機会はあるものの、プレータイムが伸びない現状があり、年明けよりプレータイムを求めて期限付移籍することも一つではないかと武内選手より相談がありました。相談のあるなかでも武内選手は自分のチーム内の役割と自身の課題に向き合い、日々努力を重ねる姿勢を持っていましたので、クラブとしては彼の真摯な姿勢とキャリアを考慮し、前向きに検討を進めてきました。一方でクラブとしては武内選手を戦力として見ているということと、成長に期待をしているという前提も含めて難しい決断になると考えていました。期限付移籍は先方より適切な条件の提示が必要ということもあり、調整がなかなか進まない状況が続いておりました。そのようななかで、オールスターゲーム期間中に愛媛と具体的な話をする機会があり、このタイミングでの契約締結となりました」と説明した。

 武内はクラブ公式サイトを通じて「期限付移籍で愛媛に行くことになりました。プロキャリアを広島でスタートすることができて良かったと思っています。昨年の優勝やEASLなど沢山の経験をさせていただき、プレーヤーとして学ぶことばかりでした。チームは変わりますが、変わらず応援していただければうれしいです。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

 また移籍先である愛媛の公式サイトでは、「2シーズンぶりに地元愛媛でプレーすることになりました!一つでも多く勝利をお届けできるように頑張ります。よろしくお願いします!」と意気込みを語った。

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