2025.02.10

群馬クレインサンダーズの辻直人がホームのオプアリで『スリーピース』活動の一環となる募金を実施

辻直人が主宰する」スリーピース」活動
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 2月8日、群馬クレインサンダーズvsレバンガ北海道を控えたオープンハウスアリーナ太田の会場内に特設されたブースにおいて、辻直人が主宰する社会貢献活動『スリーピース』の一環として募金活動を行った。当日は、辻本人もブースに立ち、直接募金を受け取った。最終的には約300名が募金を行ったという。

辻本人が募金を直接受け取った

 この活動は、辻が2018年に闘病中の少年との出会いをきっかけに、プロバスケットボール競技者として「バスケットボールを通じて、社会貢献を!」との理念を抱いたときからスタート。翌年2019年から『スリーピース』と正式に称して、これまでも様々な取り組みを行ってきている。

スリーピース』には、以下の3つの意味が込められている。
・Peace(平和)
活動を通じて、互いを思いやる気持ちが広がり、世の中がより平和になることを願う

・Piece(パズルのピース):
活動に関わる子どもたち、辻本人、そして応援してくださるファンの方々の三者が組み合わさることで、社会に良い影響を与えることを期待

・ピースサイン
多くの人々の笑顔が増えることを目指す

 また、この活動では、辻が試合で3ポイントシュートを1本成功させるごとに3333円を積み立て、その資金を病気で長期入院している子どもたちや児童養護施設の子どもたちにスポーツ用品や学習用具を寄付することも目的としている。

 2023−24シーズンにおいて、辻は3ポイントシュートを118本成功させ、積立金として39万3294円を集めた。さらに、試合会場での募金活動を通じて34万5204円が集まり、合計73万8498円を「令和6年能登半島地震」で被災した児童養護施設「あすなろ学園」の子どもたちに寄付。寄付金の一部で購入したおもちゃや文房具を直接届け、子どもたちと交流する機会も設けた。

 今回のオープンハウスアリーナ太田での活動を終え、辻から感想やコメントが発せられた。

「本日はたくさんの方に『スリーピース』の募金活動にご参加いただき、誠にありがとうございました。シーズンを通してこの活動を続けていきますので、今後も引き続きご協力いただければと思います。また、オフシーズンになりましたら皆様からお預かりした募金を被災地や児童施設、病気・ケガと向き合う方たちの支援として寄付させていただきます。」

スリーピース』に関しては、これからも継続的に取り組んでまいります。

 今後は辻一人ではなくバスケットボールプレイヤーをはじめとしたアスリートの方や、ジャンルの違う様々な方とも一緒に取り組み、支援の輪を大きくしていけないかと考えております。

 それぞれがピースとなり、できることでピースを生み出し、ピースがあふれる世の中になる! その一翼を『スリーピース』が担えたらと思っています」

 なお、辻はこの日の試合でプロキャリア通算7000得点を達成。『スリーピース』の活動を自身のメモリアルで飾った。

募金活動に協力するファン・ブースターが長い列を作った

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