
2025.06.30
日本バスケットボール協会(JBA)は6月28日、2024年度を締めくくるメディアブリーフィングを実施。東野智弥技術委員長が今期末の6月をもって退任することが発表された。
現在54歳の東野氏は、2016年5月に日本代表の強化やユース世代の強化などを総括するJBAの技術委員長に就任。在任期間中には女子日本代表が東京2020オリンピックで銀メダルを獲得したほか、男子日本代表がFIBAワールドカップ2023で躍進。男女ともにパリ2024オリンピック自力出場を果たした。
東野氏は「すべてが順風満帆でいったわけではなかったですが、多くの仲間と協力しながら、日本のバスケットを一歩でも前に進めるべく努めてまいりました」と、約9年間の歩みを回顧。今後も日本バスケ界に携わっていく人間として、「日本のバスケットボールが強くなり、そして関わる全ての人が楽しく一生懸命に取り組めるような環境を作ること、この思いはこれからも決して変わることはございません」と、信念も口にした。当初からパリ五輪を節目と捉え任期満了での退任。東野氏は「新しい風をJBAに迎える節目でもあります。今後は少し離れた場所から心より今後の日本代表を応援していきたいと思っています」と、さらなる日本代表の飛躍を願った。
また、渡邊事務総長は東野氏の功績をたたえつつ、「これは誰でもできるわけじゃないなと正直思っています」とし、「我々の組織がサスティナブルに成長していくことを考えた時に、少し今の体制を変えたほうがいいんじゃないかと思っています」と、体制を一部変更する方針を表明。「技術委員会自体を今ある形から少し変えたいと思っていまして、そのプロセスを踏んでから、新しく技術委員長になられる方の意見も聞いて、10月の新体制を作っていきたい」と、今後の動きを説明した。
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