2025.08.14
新潟アルビレックスBBは7月7日、五十嵐圭が選手兼社長補佐兼強化部長補佐に就任することを発表した。
5月に45歳の誕生日を迎えた五十嵐は、180センチ73キロのポイントガード。北陸高校、中央大学を経て、2003年に日立サンロッカーズ(現サンロッカーズ渋谷)でキャリアを始めた。トヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ(現名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)を渡り歩き、Bリーグ初年度に地元の新潟へ移籍。2021-22シーズンから3シーズンにわたって群馬クレインサンダーズでプレーし、2024-25シーズンに新潟へ復帰すると、レギュラーシーズンは48試合の出場で1試合平均7.1得点1.5リバウンド2.6アシストを記録した。
五十嵐、糸満盛人代表取締役社長は公式HPで次のようにコメントした。
「B3リーグ2025-26シーズンも新潟アルビレックスBBと契約をいたしました。契約をしてくださったクラブをはじめ、関係者の皆様に感謝いたします。昨シーズンはクラブを立て直す難しさを感じたシーズンでした。簡単ではないことをあらためて痛感しましたが、少しずつでも前に進んでいかなければいけません。新シーズンは新たな役職も兼任することになります。自分自身も学びながら、このクラブを立て直せるように引き続き取り組んでいきたいと思います。また皆様と一緒に戦えるのを楽しみにしています。新シーズンも新潟アルビレックスBBと五十嵐圭をよろしくお願いいたします」(五十嵐)
「五十嵐圭選手は、2024-25シーズンにおいて、まさにチームの中心的な存在として様々なシーンで奮闘努力を頂きました。チームのみならずクラブ全体の中心的な存在でもある五十嵐選手と2025-26シーズンにおける契約継続を無事に合意できましたことを大変嬉しく思います。2025-26シーズンは、昨シーズン惜しくも果たすことができなかった『B3優勝』という目標を再度掲げ、その座を手中に収めるべく、新潟アルビレックスBBでは五十嵐選手には選手としてさらなる活躍を期待するとともに、この度、社長補佐兼強化部長補佐にも就任していただくことを決定いたしました。昨シーズンより歩み始めている『再生』『復権』の道筋を、より正しく強く、そしてより素早く進めていくためには、五十嵐選手が培ってきた知見・経験の全てをより幅広くクラブ全体に注ぎ込んで頂く必要があると考え、今回の判断に至った次第。強化部長補佐としては、チーム編成への助言の他、中期的により強いチームとなっていくための指南役を務めてもらいます。また、社長補佐としては、クラブ全体の事業推進のサポート役としても活動してもらう予定。球団の未来構想におけるアドバイザーとして様々な助言を頂いて参ります。『B3優勝』を目指すチームの中でのミッションの他に、未来を見据え担っていただく役割が多くなりますが、共に手を携え、新潟アルビレックスBBがバスケットボール界の頂点に輝くための歩みをより加速させていきたいと考えております。五十嵐さんの選手としての活躍に加え、変革を目指す新しい役割での活動にも、どうぞご期待ください」(糸満社長)
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