2025.07.19

デンマークとの接戦を制した日本…指揮官は第2戦で攻撃の加速を期待「80点以上取りたい」

男子日本代表の指揮を執るホーバスHC/写真は7月6日の日本生命カップ[写真]=伊藤大允
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 7月19日、LaLa arena TOKYO-BAYで「SoftBank CUP 2025(千葉大会)」が開催。男子日本代表(FIBAランキング21位)が男子デンマーク代表(同59位)との第1戦に臨み、69-64で勝利を飾った。

 試合後の場内インタビューでは、指揮官のトム・ホーバスHC(ヘッドコーチ)が登場。なかなかアウトサイドシュートが決まらない時間も見られたなか、「勝ててよかった。とりあえず。本当にたくさんの応援をしてくれて、ありがとうございます」と、安堵の表情を浮かべた。

 第3クォーター終了時点で日本の3点リードと、後半も接戦が続いたこの一戦。第4クォーターではテーブス海ジョシュ・ホーキンソンの3ポイントシュートで切り抜け、2ケタリードをつかむ。試合終了間際には4点差まで詰め寄られたものの、最後は金近廉の長距離砲で試合を決定づけた。

 明日20日の第2戦は、アジアカップに向けた国内最後の試合。「(成長は)ステップバイステップです。このチームはあまり上手にスコアリングできないんですよ。あれは直さないと」と厳しい言葉は述べつつ、「明日はもっと速い展開、速いペースが作りたい。80点以上スコアリングしたいです」と、GAME2での目標を掲げている。

「新しいメンバーが結構入っていて、ベテラン選手との良いコンビとかはまだできていないけど、明日のゲームもステップバイステップで上手になると思う。アジアカップではベストなチーム、ベストなバスケットを見せたいです」(ホーバスHC)

 デンマークとの第2戦は、20日の15時にティップオフ予定。指揮官も語るように、明日のゲームではさらに勢いの増したオフェンスを披露したいところだ。

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