2025.07.20
7月19日にLaLa arena TOKYO-BAYで「SoftBank CUP 2025(千葉大会)」が行われ、男子日本代表(FIBAランキング21位)が男子デンマーク代表(同59位)との第1戦に臨んだ。
8月5日開幕の「FIBAアジアカップ2025」に向けて強化を進める日本は、テーブス海(アルバルク東京)、金近廉(千葉ジェッツ)、吉井裕鷹(三遠ネオフェニックス)、ジェイコブス晶(フォーダム大学)、ジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)が先発に名を連ねた。
0-6のランを許して始まった日本は、第1クォーター開始2分25秒にホーキンソンがチーム初得点を記録。序盤は追いかける展開になったものの、テーブス、吉井が連続で3ポイントシュートを決め、同点に追いついた。第1クォーター3分53秒にはスターティングファイブ全員を入れ替え、ジャン・ローレンス・ハーパージュニア(SR渋谷)、西田優大(シーホース三河)、山﨑一渉(ノーザン・コロラド大学)、川島悠翔(シアトル大学)、狩野富成(SR渋谷)を投入。山﨑が3ポイント、ダンクで得点を挙げると、川島がフリースローで加点し、17-14と3点リードで最初の10分間を終えた。
中村太地(島根スサノオマジック)、湧川颯斗(三遠)をコートに送り込んだ第2クォーター序盤はホーキンソンが豪快なブロックを見せれば、ジェイコブスがオフェンスリバウンドから加点。その後、3ポイントを含めてシュートミスが続くと、再びビハインドを背負い、26-30で試合を折り返した。

20得点12リバウンドを記録したジョシュ・ホーキンソン [写真]=古川剛伊
第3クォーターは序盤にホーキンソンの3ポイント、西田のレイアップで逆転したものの、バカリ・ディバに“3点プレー”を献上。リードが入れ替わる展開となり、2点ビハインドで迎えた開始4分44秒からホーキンソン、西田、湧川の連続得点で8-0のランを作った。しかし、残り3分11秒を最後に得点がストップ。44-41と3点差で最後の10分間に突入した。
第4クォーターは開始3分9秒までにテーブスがドライブ、3ポイントと躍動。相手に流れが傾きかけた試合終了2分51秒にも3ポイントを成功し、同1分45秒にスティールから得点をマークした。最終スコア69-64で試合終了。苦戦を強いられたものの、初戦を制した。
日本はホーキンソンが20得点12リバウンド5アシスト、テーブスが18得点6アシストの活躍。試合を通じてチーム全体の3ポイント成功率は28.2パーセントに終わった。
なお、デンマークとの第2戦は20日15時から行われる。

8得点をマークした西田優大 [写真]=古川剛伊
■試合結果
日本 69-64 デンマーク
JPN|17|9|18|25|=69
DNK|14|16|11|21|=64
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