2025.07.21
7月19日(現地時間18日)、チェコで開催されている「FIBA U19女子ワールドカップ2025」の5-8位決定戦が行われ、日本代表(FIBAガールズランキング6位)はハンガリー代表(同7位)と対戦した。第3クォーターまでに最大12点差をつけてリードを広げた日本だったが、終盤に逆転を許す苦しい展開に。それでも最後は後藤音羽が決勝点を決め、78-76と劇的な逆転勝利を収めた。これにより日本は、大会最終日の5位決定戦へと駒を進めた。
第1クォーター、日本は堀内桜花のゲームメイクと自身の得点に加え、鈴木花音のジャンプシュートや松本莉緒奈の3ポイントシュートで順調なスタートを切った。続く第2クォーターでも得点ペースが落ちることなく、前半を42-32と10点リードで折り返した。
しかし後半に入ると、次第にハンガリーの反撃を受けるようになる。第4クォーターの中盤にはついに逆転を許し、残り1分29秒にはこの試合最大となる6点のビハインドを背負う厳しい状況に追い込まれた。
それでも日本は、残り58秒に松本がこの日7本目となる3ポイントシュートを沈めて3点差に迫る。だが、すぐにハンガリーに得点を許し、残り46秒でスコアは71-76に。直後、後藤がドライブで得点し、73-76と再び3点差に詰め寄る。続くハンガリーの攻撃を守り切った日本は、相手のテクニカルファウルからフリースローを獲得。後藤がこれを3本すべて成功させ、76-76の同点に追いついた。
そして残り8秒、ボールを託された後藤がロールターンから左手でレイアップを決め、78-76と逆転に成功。そのまま逃げ切り、白熱の一戦を制した。
日本は松本が試合最多となる3ポイントを7本沈め、ゲームハイの21得点をマーク。後藤が16得点、鈴木も15得点と続いた。この結果、日本は大会最終日となる20日21時より、同ランキング4位のフランス代表と対戦する。
■試合結果
ハンガリー 76-78 日本
HUN|17|15|23|21|=76
JPN|21|21|17|19|=78
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