2025.07.21
7月20日にLaLa arena TOKYO-BAYで「SoftBank CUP 2025(千葉大会)」第2戦が行われ、男子日本代表(FIBAランキング21位)が男子デンマーク代表(同59位)と対戦した。
日本は勝利した第1戦同様、テーブス海(アルバルク東京)、金近廉(千葉ジェッツ)、吉井裕鷹(三遠ネオフェニックス)、ジェイコブス晶(フォーダム大学)、ジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)がスタメンに名を連ねた。
相手に先取点を与えたあと、吉井、ホーキンソンがインサイドで得点を挙げると、ジェイコブスがチーム最初の3ポイントシュートを成功。吉井も続き、第1クォーター開始2分57秒に10-4と6点のリードを奪った。残り4分4秒に同点に追いつかれたものの、ジャン・ローレンス・ハーパージュニア(SR渋谷)のアシストからホーキンソンが加点。同1分57秒に中村太地(島根スサノオマジック)が長距離砲を沈め、18-15で最初の10分間を終えた。
第2クォーターはテーブスの3ポイントでスタート。湧川颯斗(三遠)も得点を挙げたが、ロースコアな展開が続き、残り4分38秒に24-25と試合をひっくり返された。それでも、西田優大(シーホース三河)のフリースローを含む連続得点で再び勝ち越し、吉井の得点でリードを5点に広げた。西田と吉井の2人で相手のターンオーバーを誘発するなど、好ディフェンスも披露。ただ、同2分6秒を最後に得点が止まり、35-31でハーフタイムに突入した。

積極的なプレーを見せた湧川颯斗 [写真]=野口岳彦
第3クォーターはなかなか3ポイントを決められず、残り2分36秒の時点で44-49と5点ビハインド。終盤はローレンス・ハーパージュニア、川真田紘也(長崎ヴェルカ)、中村の連続得点で7-0のランを見せたが、クォーター終了と同時に同点弾を許した。
ターンオーバーが続いた第4クォーター序盤だったが、同点で迎えた開始1分47秒から湧川の3ポイント、金近のフリースロー3本などで抜け出すことに成功。オフィシャルタイムアウトの時点で10点差をつけた。終盤には吉井が豪快なワンハンドダンク。詰め寄られながらも69-63で逃げきり、2連勝を飾った。
日本はホーキンソンが17得点、吉井が15得点、テーブスが8得点を記録。第1戦で成功率28.2パーセントだった3ポイントは、22.9パーセントまで低下した

チームを勢いづけた吉井裕鷹 [写真]=野口岳彦
今後は21日から直前合宿および海外遠征を行い、8月5日にサウジアラビアで開幕する「FIBAアジアカップ2025」に挑む。
■試合結果
日本 69-63 デンマーク
JPN|18|17|16|18|=69
DNK|15|16|20|12|=63
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