2025.11.07

B1琉球の平良宗龍がB2岩手に期限付移籍「覚悟を感じる19歳」来年5月まで武者修行

U22枠で琉球に加わっていた平良宗龍[写真]=B.LEAGUE
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 11月7日、B1西地区の琉球ゴールデンキングスに所属する平良宗龍が、B2東地区の岩手ビッグブルズに期限付移籍することが発表された。移籍期間は2026年5月19日まで。8日のB2リーグ戦第7節・信州ブレイブウォリアーズ戦からエントリー可能になる。

 沖縄県出身で現在19歳の平良は、183センチ81キロのポイントガード兼シューティングガード。新潟県の開志国際高校で世代屈指のガードとして活躍し、ユース在籍経験もあった琉球の特別指定選手としてBリーグデビューを果たした。高卒1年目の2025-26シーズンからU22枠でチームに加わったものの、B1リーグ戦開幕から13試合を終えた時点で出場機会なし。琉球が「試合の中で経験を重ね、力を磨き、キングスの戦力になりたい」という平良の意志を尊重し、期限付移籍することになったという。

 今回の移籍発表に際して、平良は「キングスのコーチ、スタッフならびに関係者の方々、チームメイト、そして日頃より応援してくださっているファンの皆さまに感謝申し上げます。キングスで学んだ経験を活かし、成長した姿をお見せできるように頑張ります!引き続き、応援をよろしくお願いします!」と、琉球を通じてコメント。新天地となるファン・関係者へ向けては、「温かく迎え入れてくださったチーム、関係者の皆様に感謝申し上げます。若さ溢れる、アグレッシブなプレーでチームに少しでも貢献できるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします!」とあいさつした。

 岩手の水野哲志社長は、平良について「単に技術やスピードに優れているだけでなく、チーム全体の“空気”を変える力を持っています」と紹介。「目の奥から、B2という新たな舞台で戦う『覚悟』を感じる19歳。若き司令塔が、岩手の赤いユニフォームを身にまとい、大きな戦力としてタカヤアリーナを沸かせる日を心から楽しみにしています」と意欲的な若き新戦力に期待を寄せた。

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