藤枝明誠が95点差つける圧勝…約1分半で檜垣11得点、ウインターカップ2回戦進出

17得点を挙げた藤枝明誠の高平爽太［写真］＝SoftBank ウインターカップ2025

　　12月23日、高校バスケの日本一を決める全国大会「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が開幕。京王アリーナTOKYOで行われた男子1回戦で、県立米子東高校（島根県）と藤枝明誠高校（静岡県）が対戦し、131－36で藤枝明誠が勝利した。

　4年連続10度目の出場となった藤枝明誠は、野津洸創の3ポイントで先制すると、その後もアメーエマニュエル・チネメルンがゴール下で存在感を示し、試合開始4分で16－0のラン。第2クォーター中盤には、ベンチスタートだった檜垣奏太が、わずか1分半で3本の3ポイントを含む11得点と大暴れするなど、一気にリードを広げた。藤枝明誠は初出場の米子東を相手に最後まで攻守両面で圧倒。95点差をつける大勝で2回戦へと駒を進めた。

　個人スタッツでは、藤枝明誠の檜垣奏太と福本彩人がゲームハイで並ぶ24得点を挙げたほか、小森蒼斗が18得点13リバウンド、高平爽太が17得点、野津が13得点をマーク。相手から37本ものターンオーバーを誘い、チーム全体で22アシスト、フィールドゴール成功率46.8パーセント（52/111本）を記録した。

　初戦を突破した藤枝明誠は、明日24日14時00分から東京体育館Cコートで行われる2回戦で、土浦日本大学高校（茨城県）vs県立宇部工業高校（山口県）の勝者と対戦する。

■試合結果
＜ウインターカップ男子1回戦＞
県立米子東 36－131 藤枝明誠
県米子東｜ 8｜11｜ 6｜11｜＝36
藤枝明誠｜28｜36｜34｜33｜＝131