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吉岡陽が4本の3P含む20得点と躍動…福大大濠が“夏王者”鳥取城北との大接戦制し決勝へ!

ゲームハイ20得点で福大大濠を勝利に導いた吉岡[写真]=伊藤大允
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 12月28日、東京体育館で「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の男子準決勝が開催。福岡大学附属大濠高校(福岡県)が鳥取城北高校(鳥取県)を69-66で撃破し、決勝に駒を進めた。

 試合序盤は互角の立ち上がりとなるも、福大大濠は本田蕗以や白谷柱誠ジャックの3ポイントシュートが決まり、21-13と8点リードで第1クォーターを終了。続く第2クォーターでは鳥取城北に背中をつかまれたが、吉岡陽が要所で得点を返していき、37-29と点差を元に戻して試合を折り返した。

 リードチェンジの応酬となった第3クォーター、福大大濠は吉岡が好調なシュートタッチを維持し、終わり際には栗原咲太郎が3ポイントをお見舞い。試合は最後まで1点を争う大接戦となったが、福大大濠は残り1分を切って3点をリードし、残り20秒でターンオーバーを犯すも、最後は鳥取城北の同点弾を阻止して勝負あり。最終スコア69-66で福大大濠が勝利をつかんだ。

 冬2連覇への夢をつないだ福大大濠は、吉岡が20得点5リバウンド2アシスト2スティール、本田が12得点6リバウンド、白谷が12得点13リバウンドのダブルダブルを達成。ベンチからは櫻井照大が5得点8リバウンド5アシスト2スティールと、攻防両面でチームを支えた。

 決勝進出を逃したインターハイ王者の鳥取城北は、ハロルド アズカが18得点20リバウンド3アシスト、福元源士が14得点4アシスト、永田惺雅が12得点をマーク。豊村豪仁も8得点4リバウンド3アシスト1スティールとマルチな活躍を見せたが、勝利にはあと一歩届かなかった。

■試合結果
ウインターカップ2025男子準決勝>
福岡大学附属大濠高校 69-66 鳥取城北高校
福大大濠|21|16|17|15|=69
鳥取城北|13|16|23|14|=66

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