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最年少19歳の後藤音羽がW杯メンバー入り…「少しでも勝利に貢献できるように」と意気込み語る

磨いたドライブでワールドカップでの活躍が期待される後藤 [写真]=伊藤大允
バスケットボールキング編集部

 8月20日、日本バスケットボール協会(JBA)は、9月4日からドイツ・ベルリンで開幕する「FIBA女子バスケットボールワールドカップ2026」に出場する日本代表のメンバー12名を発表した。その中に最年少である19歳の後藤音羽(東京医療保健大学2年)が初選出された。178センチのスモールフォワードは、「このチームの勝利に少しでも貢献できるように、自分のできることを精いっぱい頑張ります」と意気込んでいる。

 選出された当初は「うれしさと同時に不安な気持ちもすごく大きかった」と吐露したが、今は「選ばれたからにはしっかりと覚悟を持ってワールドカップに挑もうと思っている」と前を向く。

 父はアイシンシーホース(現シーホース三河)で活躍した名シューターの後藤正規氏、母もトヨタ自動車などでプレーし、世界選手権(現ワールドカップ)にも出場した高美さん(旧姓竹内)。代表入りを両親に報告したとき、母は泣いて喜んでくれ、父からは「ここからが本番だから頑張れ」と言葉をかけられた。

 ワールドカップに出場する選手選考の大会でもあった「三井不動産カップ2026(東京大会)」では、どん欲な向上心と強い意志が垣間見えた。現在、シュートフォームをワンハンドへと変更する挑戦の最中にあり、「まだ確率的に入らないものが多くて。今日もリングにすら当たらないことがありました」と率直に反省を口にする。それでも「この強度の中でも決められるようにアジャストしていきたいと思います」とポジティブにとらえている。

 限られた出場機会に対しても「悔しい、もっと試合に出たいし、試合に出たときにチームにエネルギーを与えられるようなプレーをしたい。やってやろうっていうか、追いついてやりたいっていう強い気持ち」と本音を吐露。自身を内に秘めた凄まじい「負けず嫌いの持ち主」と分析している。

 本大会に向けては、「試合に出る時間は短いと思うんですけど、その中でもしっかりとつなぐ役割だったり、ディフェンスでプレッシャーをかけたり、自分のできることをやりたい」と冷静に自らの役割を認識している。

 磨きをかけてきたドライブによるペイントアタックや、ペイントタッチしたあとのコンタクトフィニッシュなど、アグレッシブなプレーが世界の舞台で通用するか。まだまだ身長が伸びていると教えてくれた19歳が、世界の舞台でどれだけ成長したプレーを見せてくれるのか期待が高まる。

文=入江美紀雄(バスケットボールキング編集部)

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