2022.01.20

岸本隆一、16日ぶりの実戦に「純粋にうれしく楽しかった」…感謝の思いも口に

琉球は新型コロナウイルス感染症の影響により試合の中止が続いていた [写真提供]=日本バスケットボール協会
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 1月19日に沖縄アリーナで「第97回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」の準々決勝が行われ、琉球ゴールデンキングス信州ブレイブウォリアーズに91-67で勝利。チーム史上初の準決勝に駒を進めた。

 当初は5日に開催が予定されていたが、チーム内に新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けた選手がいたため延期。3日に行われたB1リーグ第15節第2戦以来16日ぶりの実戦となった。先発出場した岸本隆一はクラブを通じて「久しぶりの試合で不安もありましたが、試合ができたことが純粋にうれしく楽しかったですし、本当にありがたく思いました」と感謝。また、新型コロナウイルス感染症の拡大状況により無観客での開催となった中、「(ファンと)離れていても同じ気持ちを共有できることを信じて、今の状況で僕たちのベストを尽くしていきたいと思っています」と意気込んだ。

 4本の3ポイントを含む14得点を挙げた今村佳太もコメント。「シーズン中に続けてきた自分たちのバスケットボールを遂行することにフォーカスし、これまでと変わらないメンタルでプレーできたので、自分たちのバスケットを考えるいい機会になったとポジティブに考えています」と明かし、「4強入りですが、重く捉えすぎず1試合1試合、自分たちのバスケットボールを同じマインドで戦っていきたいと思います」と今後を見据えた。

 2月9日に行われる準決勝の相手は千葉ジェッツ。新型コロナウイルス感染症の拡大により試合の中止が相次いでいるが、予定どおりに開催されることを願うばかりだ。

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