秋田ノーザンハピネッツは全員バスケで連勝を狙う、三遠ネオフェニックスはガード陣の働きが重要

小沼克年

フリーライター

秋田ノーザンハピネッツ

2020.12.26 18:05 T.O.
試合終了
CNAアリーナ☆あきた

三遠ネオフェニックス

■秋田ノーザンハピネッツ vs 三遠ネオフェニックス（＠CNAアリーナ☆あきた）
第1戦：12月26日18時5分　第2戦：12月27日14時5分

　現在14勝9敗で東地区6位の秋田ノーザンハピネッツ。5連勝で前節の横浜ビー・コルセアーズ戦に臨んだが、第1戦は前半で17点差をつけられ82－86で落とした。しかし、次戦は8点差の僅差で勝利。1点リードで迎えた第4クォーターを12失点に抑えて連敗を阻止した。2020年を締めくくる2連戦はCNAアリーナ☆あきたに三遠ネオフェニックスを迎え撃つ。

　その三遠も1勝1敗で前節を終えた。新潟アルビレックスBBとの第1戦は、西川貴之が第1クォーターから9得点を挙げるなどで30ー17と好スタート。このリードを守り切り、最終スコア85－81で今シーズン5勝目。第2戦もスタートダッシュに成功したものの、第3クォーターで14－27と失速して7点差で敗れた。それでも、特別指定選手として加入したばかりの津屋一球がデビュー戦で2本の3ポイントを決めたことは今後への明るい材料となった。

　秋田vs三遠のカードは今季初対決。ホームの秋田は現在1試合平均9.0スティールに加え平均4.4ブロックを記録し、いずれもB1トップの数字。今節も全12選手がコートに立って、チームスタイルであるアグレッシブな守備で勝利を届けられるか。中でも、前節で4試合ぶりの復帰を果たした主将の中山拓哉の活躍に期待したい。

　一方の三遠は、相手の守備に引っかからないことが1つのポイント。しかし、チームは鈴木達也が前節負傷し司令塔を1人失ってしまったため、寺園脩斗にかかる負担が大きくなる。川嶋勇人らがしっかりサポートしてボールを運び、強みであるインサイドアタックから得点を稼ぎたい。

文=小沼克年

■ロスター
・秋田（ヘッドコーチ：前田顕蔵）
大浦颯太
 細谷将司
 野本建吾
 アレックス・デイビス
 伊藤駿
 中山拓哉
 長谷川暢
 多田武史
 保岡龍斗
 ハビエル・カーター
 カディーム・コールビー
 古川孝敏