2021.11.12

エースが今季初の1ケタ得点にとどまるも勝利した群馬「チームで勝ち取った試合」

3ポイントを高確率で沈めたチェンバース(左)と菅原(右)[写真]=B.LEAGUE
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 11月10日、Bリーグの第7節が各地で行われ、群馬クレインサンダーズはホームで横浜ビー・コルセアーズと対戦した。

 第1クォーターは17-19とリードされた群馬だったが、続く第2クォーターでは25-9と横浜を圧倒。14点リードで迎えた後半も試合を有利に進めると、最後は84-75で群馬が勝利した。

 試合後のコメントを、群馬のクラブ公式ホームページが伝えている。

 群馬のトーマス・ウィスマンヘッドコーチは「試合終盤も追いつかれることなく勝てたことが良かったです。しかし、まだターンオーバーの部分などをケアしていかなければいけないです」と勝利を喜びつつも、この試合ではチーム全体で13回を記録したターンオーバーについても言及した。

 さらに「トレイ(・ジョーンズ)選手が8得点でも、しっかりほかの選手が得点を重ねられたことが成長だと思いますし、チームで勝ち取った試合です。名古屋ダイヤモンドドルフィンズとのGAME1でもそうでしたが、アキ(・チェンバース)選手の3ポイントシュートが非常によく入り、今日の試合でも7本中6本成功と高確率で入れているので、こういった部分が勝因になったと思います」と語り、エースの得点が伸び悩んだ状況でも、チェンバースの21得点を筆頭にチーム全体でステップアップして、白星を勝ち取った。

「ベンチから出たときはエネルギーを与えられるようにプレーしようと心掛けた」と語る菅原暉は積極的にシュートを狙い、3本の3ポイントを含む15得点をマークした。

「外国籍選手からもアグレッシブに行けと言われていました。今日は3ポイントシュートが高確率で入ったので良かったですが、まだまだ改善点は多いです。今日の結果で満足せずに、これからもっといいプレーができるように頑張っていきます」

 現在5勝7敗の群馬は次節、アウェーで琉球ゴールデンキングスとの対戦に臨む。

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