2022.03.31

【茨城vs千葉】前回は千葉に軍配、茨城は日本人ビッグマンの働きがポイント

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

茨城ロボッツ vs 千葉ジェッツ(@アダストリアみとアリーナ)
第1戦:4月2日14時5分 第2戦:4月3日14時5分

 茨城ロボッツ千葉ジェッツがアダストリアみとアリーナで激突する。前回対戦では千葉が2連勝を収めたが、第1戦は83-77、第2戦は111-103と1ケタ点差で決着がついた。今回は茨城が雪辱を晴らすか、それとも再び千葉がモノにするか。

 茨城は3月を今シーズン最多の5連勝を含む6勝3敗で終えた。前節のサンロッカーズ渋谷戦では第1戦で連勝が途絶えたものの、第2戦を制して連敗を阻止。第4クォーターにチェハーレス・タプスコットエリック・ジェイコブセンの活躍で計29得点を挙げると、守っては3つのブロックショットなどで相手を12点に抑え、94-78で勝利を収めた。

 一方の千葉は、新型コロナウイルスの影響により3月23日の横浜ビー・コルセアーズ戦を最後に3試合が中止。横浜戦では序盤から相手のオフェンスを止められず前半で16点のビハインドを背負った。後半は富樫勇樹を中心に反撃したものの、最終盤では富樫が痛恨のスティールを喫し75-76で敗れ、2022年初のリーグ戦黒星を喫した。

 茨城は4試合連続でターンオーバー数を1ケタに抑えており、これが好調を維持する1つの要因と言える。千葉相手にもミスを最小限に留めることができれば、勝機は十分にあるだろう。インサイドの主導権争いは、谷口大智やラシード ファラーズなど日本人ビッグマンの働きがより重要になるはずだ。

文=小沼克年

■ロスター
・茨城(HC:リチャード・グレスマン)
遥天翼
福澤晃平
多嶋朝飛
チェハーレス・タプスコット
中村功平
髙橋祐二
エリック・ジェイコブセン
ハビエル・ゴメス・デ・リアニョ
平尾充庸
鶴巻啓太
谷口大智

・千葉(HC:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
赤穂雷太
大宮宏正
二上耀 ※特別指定
西村文男
大倉颯太
佐藤卓磨
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス

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