2022.10.06

【富山vs茨城】初白星を懸けた一戦、勝利へ導くベテラン選手は誰か

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

富山グラウジーズ vs 茨城ロボッツ(@富山市総合体育館)
GAME1:10月8日17時35分 GAME2:10月9日13時5分

 開幕節でサンロッカーズ渋谷を迎え撃った富山グラウジーズは、第1戦を84−90、第2戦でも86−90の僅差で競り負けた。第2節も富山市総合体育館での試合が組まれた好機を生かし、前回の手痛い連敗を払拭できるか。今節の相手は茨城ロボッツだ。

 富山は前節、2試合を通じて両キャプテンが存在感を発揮。ジョシュア・スミスが平均18得点11.5リバウンド、晴山ケビンが3ポイントシュート7本を含む同16.5得点の活躍を見せた。ただ、チーム全体では2戦合計で39個のターンオーバーを犯してしまい、ディフェンスでは両日の90失点。この2点を修正するためには小野龍猛水戸健史松井啓十郎がカギを握る。ベテラン組には自らの活躍だけでなく、浦野泰斗ら若手が伸び伸びプレーできるような働きでチームを活性化させてほしい。

 対する茨城ロボッツも、前節はホーム2連敗を喫した。ファイティングイーグルス名古屋とのGAME1は、リバウンドを26本しか奪えず79-88。GAME2はリバウンドを改善できたものの、第3クォーターに試合をひっくり返され逆転負け。同クォーターの出来に加え、5本の成功に留まった3ポイントシュートも悔やまれる内容となった。

 高さで劣る茨城としては、大黒柱のスミスをどう抑えるかが重要になる。だが、ポイントガードの経験値では平尾充庸多嶋朝飛のほうが相手より上。両選手がチームディフェンスを統率し、そこからいかに素早い攻撃を展開できるか。バックコート陣で主導権を握り、今シーズン初勝利を手にしたい。

 文=小沼克年

■ロスター
・富山(HC:浜口炎)
小野龍猛
ファイサンバ
飴谷由毅
野﨑由之
ブライス・ジョンソン
コーディ・デンプス
水戸健史
浦野泰斗
松井啓十郎
上田隼輔
晴山ケビン
ジョシュア・スミス

・茨城(HC:リチャード・グレスマン)
トーマス・ケネディ
福澤晃平
LJ・ピーク
多嶋朝飛
チェハーレス・タプスコット
中村功平
山口颯斗
エリック・ジェイコブセン
鍵冨太雅
平尾充庸
鶴巻啓太
林翔太郎
ジャワラジョゼフ

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