2023.04.03

守備の改善で白星を飾った横浜BC…河村勇輝は5試合連続20得点超えも「調子はまだまだ」

5試合連続で20得点以上をマークしている河村[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 4月2日、各地でB1リーグ第28節が開催され、横浜ビー・コルセアーズ滋賀レイクスとアウェーで対戦。試合後のコメントをクラブが公式ホームページで伝えている。

 第1戦ではディフェンスが機能せず、95-102で敗れた横浜BCだったが、第2戦では河村勇輝が26得点4アシスト、チャールズ・ジャクソンが23得点11リバウンド4ブロック、森川正明が13得点をマークし、93-84でリベンジを果たした。

 青木勇人ヘッドコーチが「昨日の102失点からどうしてもカムバックしなければならない試合だった」と語ると、森川は「滋賀の驚異はビッグラインナップを敷いたときです。破壊力があるので個人で守るのではなく、チームとしてポジショニングやヘルプをしっかりとやって抑えることを意識していました」と試合を振り返った。

4本の3ポイントを沈めた森川[写真]=B.LEAGUE

 また、チームをけん引した河村は、「滋賀の勢いとオフェンシブな流れに付き合うことなく、自分たちのディフェンスを貫き通そうとして今日の試合に臨みました。昨日は100点以上失点しましたが、今日は80点台に抑えることができて良かったです」と語り、「滋賀は(現在の)勝率以上に素晴らしいチームでした」と相手を称えた。

「苦しくタフな時間帯もあり、勝ちきることができて良かったですが、自分たちとしては2連勝してホームに帰りたかったです」と悔しさを滲ませた河村。個人としては5試合連続で20得点以上を記録しており、好調を維持しているように見えるが、「自分の調子としてはまだまだ」と自身に厳しい評価を下した。

「ターンオーバーやシュートにいくタイミング、パスのタイミング、配球が上手くいかなかった時間帯がありました。課題をしっかりと見つめ直さないといけません」

 河村が「次はまた強敵となる同地区3位のサンロッカーズ渋谷戦です。(チャンピオンシップ進出へ向けて)大事な試合になるので、もう一度準備をして頑張ります」と意気込むと、キャプテンの森井健太は、「これからタフなスケジュールになりますが“ビーコルはディフェンスのチーム”を体現できるように、また水曜日から頑張っていきます」と力強く語った。

BASKETBALLKING VIDEO