2023.04.04

【FE名古屋vs広島】地元での兄弟対決が実現…躍動するのは兄の浩陸か、弟の拓人か

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

ファイティングイーグルス名古屋vs広島ドラゴンフライズ(@名古屋市枇杷島スポーツセンター)
4月5日19時5分

 5連敗と苦しむファイティングイーグルス名古屋の第29節は、5試合ぶりに名古屋市枇杷島スポーツセンターでのホームゲームに臨む。相手は今シーズンすでに3度対戦し、いずれも敗れている広島ドラゴンフライズ。難敵を迎え撃つが、ホームの後押しを背に連敗脱出を目指す。

 FE名古屋は、直近5試合中4試合で1ケタ点差の接戦を落としており、勝利まではあと一歩。前節の仙台89ERS戦ではGAME1をオーバータイムの末に2点差で敗れると、GAME2は後半にリードを奪われて6点差で黒星を喫した。チームは2戦を通じてシュート精度を欠き、初戦のフィールドゴール成功率は27.5パーセント。翌日も34.3パーセントと振るわなかった。連敗脱出へは日本人選手が得点を伸ばせるかが、1つのポイントになるだろう。

 前節の広島はホームで京都ハンナリーズと対戦した。GAME1を92-76、GAME2を76-63で制して4連勝をマーク。攻撃では両日10選手が得点をマークして的を絞らせず、GAME2ではディフェンスも機能して手応えをつかんだ。FE名古屋とは99-95と点の取り合いになった一戦もあったため、今節は攻守に渡って力の差を示せるか。

 両軍による今シーズン最後の対戦において、注目は中村浩陸中村拓人による兄弟対決だ。2人は広島サンプラザホールで行われた第14節の対戦でもコートに立っているが、今節の舞台は地元の愛知県。故郷で躍動するのは兄の浩陸か、それとも弟の拓人か。激しいマッチアップに期待したい。

文=小沼克年

■ロスター

・FE名古屋(HC:川辺泰三)
アンドリュー・ランダル
宮崎恭行
ストックマンJr. ケドリック
エヴァンスルーク
林瑛司
宮本一樹
石川海斗
野﨑零也
中村浩陸
ジョナサン・ウィリアムズ
満尾竜次 ※特別指定
相馬卓弥
笹山貴哉
ジェレミー・ジョーンズ
葛原大智

・広島(HC:カイル・ミリング)
寺嶋良
朝山正悟
辻直人
アイザイア・マーフィー
船生誠也
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
上澤俊喜
カイ・ソット
中村拓人
ドウェイン・エバンス
佐土原遼
ニック・メイヨ

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