【島根vs三河】島根は地区Vマジック点灯…ビュフォードとガードナーの得点王争いに注目

大橋裕之

フリーライター

島根スサノオマジック

2023.04.05 19:05 T.O.
試合終了
カミアリーナ

シーホース三河

■島根スサノオマジックvsシーホース三河（＠カミアリーナ）
4月5日19時5分

　島根スサノオマジックが17連勝で西地区1位の座を堅持している。前節は、群馬クレインサンダーズと対戦してGAME1を76－73で競り勝ち、「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022－23」進出を決めた。ニック・ケイが21得点、安藤誓哉が19得点を挙げ、15得点のペリン・ビュフォードが決勝点をマーク。さらに87－80で勝利したGAME2では、そのビュフォードがキャリアハイの42得点をたたき出した。

　対するシーホース三河も、直近5戦で4勝1敗と調子が上向き。前節のアルバルク東京戦では　2連勝を飾った。83－81で接戦をものにしたGAME1では、クインシー・ミラーが23得点を決め、16得点のダバンテ・ガードナーも残り28秒に勝ち越し点を記録。GAME2はディフェンスが機能すると、第4クォーターを8失点に抑える好守を発揮し、80－67で勝利を収めた。

　そんな両チームは、第14節に対戦し、島根が85－68で勝利。その原動力は“トリプルダブル”に迫る活躍を見せたビュフォードだった。今節も、1試合平均22.2得点で得点ランキング1位を走るエースを軸に、連勝記録の更新と、クラブ初の地区優勝へマジック「11」を減らせるか注目だ。初対決を迎える三河のミラーに対しては、ニック・ケイの好守も期待される。

　一方、三河はそのミラーをバイウィーク明けより先発起用。らベンチスタートながら同20.7得点でランキング2位のガードナーとともに、ホットラインを形成している。接戦に持ち込み、2人を第4クォーターに同時起用して、島根の牙城を崩したい。ビュフォードに対しては、西田優大のディフェンスが必要だろう。アウェーで今シーズン初の4連勝を目指す。

文＝大橋裕之

■ロスター
・島根（HC：ポール・ヘナレ）
後藤翔平
 ペリン・ビュフォード
 安藤誓哉
 ニック・ケイ
 北川弘
 リード・トラビス
 阿部諒
 白濱僚祐
 津山尚大
 ウィリアムスニカ
 谷口大智