【信州vs三河】1勝差で前をいく信州、前節にオフェンスをけん引した熊谷航が再び躍動なるか

小沼克年

フリーライター

■信州ブレイブウォリアーズvsシーホース三河（＠ことぶきアリーナ千曲）
4月12日19時5分

　前節の信州ブレイブウォリアーズは連敗を「2」で止め、第12節以来の同一カード連勝を記録した。第29節から中1日で迎えた前節は、アウェーで三遠ネオフェニックスと対戦。初戦はジョシュ・ホーキンソンが29得点17リバウンド、アンソニー・マクヘンリーが10得点10リバウンド9アシストの活躍を見せて15点差で勝利した。続くGAME2は、第3クォーターを終えて11点ビハインドを背負う展開。しかし、最終クォーターで26－10と劣勢を跳ね返し、最終スコア68－63で逆転勝利を収めた。

　ホームに戻る今節はシーホース三河と対戦。前節の三河はウィングアリーナ刈谷に富山グラウジーズを迎え、2試合連続で99得点を奪うオフェンス力を発揮した。GAME1は長野誠史と西田優大がそれぞれ4本の3ポイントシュートを沈め、チーム全体ではターンオーバーを4個に抑えて16点差の勝利。GAME2では第3クォーターで一気に35得点を積み上げ、クインシー・ミラーが30得点16リバウンド、ダバンテ・ガードナーが22得点10リバウンドを挙げて99－73で快勝した。

　順位は信州が中地区4位、三河が同5位に位置しており、その差はわずか1勝。第17節の対戦を67－53で制し、ホームで差を広げたい信州は熊谷航に期待だ。三遠との2連戦で計43得点の活躍を見せたポイントガードが、古巣との対戦でも得点を量産できるか。対する三河は、信州相手にも前節同様の攻撃力が必須。初対戦となるクインシー・ミラーがキーマンになりそうだ。

文＝小沼克年

■ロスター
・信州（HC：勝久マイケル）
ドゥレイロン・バーンズ
 熊谷航
 栗原ルイス
 マシュー・アキノ
 前田怜緒
 ジョシュ・ホーキンソン
 サイモン拓海
 三ツ井利也
 ウィリアム・モズリー
 生原秀将
 ウェイン・マーシャル ※インジュアリーリスト
アンソニー・マクヘンリー
 岡田侑大