【琉球vs大阪】今季2度目となる伝統の一戦…琉球は今村佳太の活躍でリベンジなるか

大橋裕之

フリーライター

琉球ゴールデンキングス

2023.04.05 19:35 T.O.
試合終了
沖縄アリーナ

大阪エヴェッサ

■琉球ゴールデンキングスvs大阪エヴェッサ（＠沖縄アリーナ）
4月5日19時35分

　琉球ゴールデンキングスは前節、千葉ジェッツと対戦し、GAME1に85－89で敗れて、連勝が「13」でストップしたが、GAME2を78－76の逆転勝ち。第1クォーターから24－11と堅守で流れをつかむと、第4クォーターで一時逆転されたものの、最後は今村佳太が光った。前日の17得点に続き、19得点を挙げ、試合終了残り３秒にファウルを受けながらも2ポイントシュートを射抜き、フリースローを決めきった。

「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022－23」進出を決めたことで、次は3ゲーム差に位置する西地区首位の島根スサノオマジックに詰め寄りたい。そのためにも、今シーズン2度目となる伝統の一戦でリベンジが必要だ。第14節では大阪に62－79で敗れており、ディージェイ・ニュービルには27得点を許した。マッチアップが予想される今村には好守と、勝負強い攻撃でチームのけん引が期待される。

　対する大阪は川崎ブレイブサンダースとの前節、GAME1で64－90と完敗したが、GAME2を88－80で取り返した。11点リードで前半を折り返し、第3クォーターに30得点を奪って流れを渡さなかった。スティールは10本を数え、ターンオーバーから28得点に結びつけるなど、堅守が復活。ニュービルは20得点10リバウンド9アシストと“トリプルダブル”に迫る活躍だった。

　地区5位に浮上した大阪は今節、ディフェンスで活路を見出し、約2カ月ぶりの2連勝を目指す。前回の琉球戦では前半を29失点に封じ、相手のピック＆ロールにも対処するなど、14個のターンオーバーを誘った。鈴木達也や木下誠といったガード陣が積極的なプレッシャーを掛け、ビックマンがボールを奪い取る連動した防御が再び必要になるだろう。

文＝大橋裕之

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